中部地方の心霊スポットの特徴

中部地方には、甲信越と北陸と東海が含まれ、
東海地方北信越地方とも称される区域があります。

この地域の心霊スポットある特徴があります。
それは、歴史的な理由が無い、新しい心霊スポット
つまり廃墟系のスポットが多いという点です。

無論、湖やトンネルなどのスポットもあるのですが、
目撃情報が濃いスポットほど、廃墟的なものになっています。

それだけ、人間の怨念が籠りやすい土地なのかどうか、
各スポットを詳細にチェックしてみましょう。

地元の人なら誰でも知っているホテル「青い鳥」

全国区では全くと言って良いほど知名度が無い心霊スポットです。

廃墟といいますが、廃ホテルなのですが、
どうも拳銃をつかった惨劇があった模様です。

殺害されたのは女性。ヤ●ザの経営していたホテルであるという情報も出ており、
事実、実弾と実銃が発見されています。その事件をきっかけに廃業になったようです。

現れる霊は、言うまでもなく、女性の霊です。
何かしらのトラブルには巻き込まれたのでしょうが、
冤罪だったのか無念だったのか、
今この瞬間もこの廃ホテルの中を歩き回っています。

人間の怨念の強さが良く分かる廃墟だと言うことができます。

ホテル「青い鳥」での心霊スポット体験談はこちら

岐阜県にある「銃殺の家」

名前からして強い心霊スポットです。
廃墟になっていますが、その謂れは古くはありません。

1994年にこの家の駐車場で、家主が首の後ろから撃たれて死んだ
という事件があったのです。

妻と息子がなんどの目撃情報から犯人を探そうとも、
銃器が見つから無いために、警察官は困惑しつつも捜査を進めることになる。

しかし、驚くべき事実が発覚します。
家主は莫大な借金をしており、妻と息子もそれを知っていて、
銃は妻と息子が所有していたのです。

こうして誰もいなくなった家はいつか廃墟となりました。
目撃情報こそ多くないですが、人間の欲の強さが垣間見れる
心霊スポット
だと言えるでしょう。

「銃殺の家」での心霊スポット体験談はこちら

静岡県の一家心中の新田邸

どんな時代でも、一家心中をしてしまう人たちは少なからず存在します。
しかし、それが死後もこの世に影響を与え続けるレベルまでいくものは
数少ないと言えるでしょう。

一家心中では家族全員が死んだためか、怨念が強まってしまい、
どんな解体業者でも不吉なことが起こり解体ができなかった
という逸話も残っています。

女性の声や大きな体の男性の姿、お坊さんの読経の声、
鈴の音に加えて赤ん坊の泣き声と、かなりの目撃情報が寄せられています。
興味本位で近づいてはいけない心霊スポットの一つだと判断できます。

新田邸での心霊スポット体験談はこちら

長野県のホテル2001とホテルセリーヌ

ホテル系廃墟が多いのが中部地方の特徴だとも言えそうです。
ホテル2001は、殺人事件以降、何度かの目撃情報がある程度の心霊スポットなのです。

しかし、ホテルセリーヌは別格です。
ホテルセリーヌは昔から有名な廃墟で、内部もある程度知られているのです。

内部には、妊婦の絵があったのですが、顔は真っ黒に塗り潰され、
赤ん坊のいるお腹の部分には包丁が刺さった跡があるのです。

これだけでも強いですが、これ以上の事件も起きました。
若い女性が暴漢に襲われ、この廃墟で自殺をしたという話です。

さらに、駐車場に遊びにきたヤンキー達が住んでいたホームレスを殴り蹴り、
最後は焼き殺すということを行った場所、その全てがホテルセリーヌなのです。

心霊スポットとしても、出ると噂ですが、
人間の狂気を感じさせてくれるスポットであることは間違いありません。
また、絶対に近づかない方が良いレベルで危険なスポットでもあります。

ホテル2001での心霊スポット体験談はこちら
ホテル「セリーヌ」での心霊スポット体験談はこちら

甲信越は新潟の「ブラックハウス」

これまた廃墟型の心霊スポットで、とある少女の逸話が残っています。
白い家つまりホワイトハウスで、家族を殺した少女が逃げてきたのが、
このブラックハウスだったという話です。

失意の状態、もしくは何も考えられない状態で、
部屋の先で見たものは、現在でも確認できる黒いフックでした。

少女はそこにロープをかけて首吊り自殺をしたのでした。
近くの電波塔も「自殺電波塔」と呼ばれ、自殺志願者を招くと噂されていますが、
今回の事件の場合は少女の複雑な思いが自殺に走らせたのでしょう。

当然、この少女の声や、悲鳴、泣き声などの目撃情報があります。
とすると、彼女は苦悩していたのかもしれません。

ブラックハウスでの心霊スポット体験談はこちら

中部地方の心霊スポットの傾向とまとめ

中部地方の心霊スポットを数件ピックアップしましたが、
他の場所とは一味違うパターンである「廃墟」が非常に多いことが分かります。

そして、その全てに、神話や謂れなど、
古い話がないことも特徴として挙げられます。

つまりは、近代の人間が引き起こし、その怨念が現在でも残り続けている地方
言い換えれば、怨念が居つきやすい地方とも言えるかもしれません。

その端的な例がホテルセリーヌだと言えるでしょう。
生きた人間の怨念も、死んだ人間の怨念も同時に感じざるを得ない
心霊スポットが多い場所、それが中部地方だと結論づけることができます。

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