場所は愛知県名古屋市のJR中央本線、
大曽根駅と新守山駅の間、JR中央本線真下の
矢田川のすぐ北側にある小さなトンネルです。

正式な名前は分かりませんが私が子供の頃は
おばけトンネル」と呼ばれていました。

一昨年亡くなった祖父が話していましたが、
祖父が子供の頃そのトンネルの真上が
自殺の名所
のようなものになっており、
線路で電車に飛び込み自殺する方が多かったそうです。

祖父も子供の頃怖いもの見たさで自殺があった時に
見に行った事があるそうですが、快速ですごいスピードで来る
電車にはねられた為肉片が飛び散りそれを見て
数日ご飯が食べられなかったとか。

祖父の遠縁の親戚の方もそこで一人亡くなったそうです。

おばけトンネルは車が通れるほど道幅は無く、
片側の半分が水路になっており、残りの半分でも
人が並んで歩くスペースはありません。すれ違いも困難です。

ただ通る人はあまりいませんのですれ違うことも滅多にないと思います。

そのおばけトンネルは歩いて抜けると後ろから
「おいてかないで」という声が聞こえたり、数人で縦に並んで歩くと、
というか狭いので縦に並ばざるを得ないのですが、
その時一番後ろの人に何か起きると言われています。

私が聞いた一つでは子供が数人で通り抜け時、
一番後ろの子がおばけトンネルから出た時におらず、
探すと水路に浮いていたとか。

子供の頃何度か友人と見に行った事がありますが、
通るとなると一番後ろにはなりたくなく
結局通り抜ける事はありませんでしたが、声は聞こえました。
ただ何を言っているかは聞きとれませんでしたが。

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