心霊動画の撮り方
みなさん、心霊動画はお好きですか?
スマホが普及したためか、
テレビの心霊番組は心霊動画特集が組まれるほど
たくさんの恐怖動画が世の中には存在します。
怖いもの通のみなさんはきっと、
世に出回る心霊動画の大半が
「ちょっと嘘くさい」ことにもうお気づきですよね?
心霊スポットに行ってカメラを回したからといって、
幽霊は都合よく映ってはくれないもの。
だからといって「ニセモノ」=「怖くない」ともいえません。
ホラー映画のように怖い演出が成功している心霊動画なら、
充分に楽しむことができます!
ということで、今回は心霊動画の撮り方を
紹介してみようと思います。
目的を決めよう
心霊動画に説得力を持たせるために、
何の目的でカメラを回しているのかをはっきりさせましょう。
良い例
・家族の旅行の様子を撮影したホームビデオ
・子供の運動会など成長記録を撮影
・心霊スポットを撮影
この3つなら、
カメラを回す目的が誰にでもわかりやすいですよね。
悪い例
・友達の家でいつもの家飲みの様子を撮影
・ひとり暮らしの部屋を撮影
・誰もいない公園を撮影
ノリで撮影することもあるかもしれませんが、
撮影の目的がはっきりしないため、
心霊動画を撮るために撮影しているとバレバレになることもあります。
要注意です。
登場させるなら「THE幽霊」は避ける
心霊動画のもっとも重要な部分は「幽霊」の登場です。
日本の典型的な幽霊は、リングの貞子のような
白いワンピースに長い黒髪という姿です。
「THE幽霊」は怖いものですが、
動画を撮る際には少しオリジナリティを入れた方が本物っぽくなります。
例えば真っ赤なボディコンを着たワンレンの女の幽霊とか。
工夫して、新しい幽霊のカタチを探してみてくださいね!
カメラがパンしてもすぐに消さない
心霊動画にある手法で、
カメラが横移動(パン)した一瞬に
不可解なものを映り込ませるというものがあります。
これには本当にゾッとさせられましたが、
今ではあまりにもパターン化してしまいました。
新たに心霊動画を撮るなら、
あえてカメラが同じポジションに戻っても
幽霊はそのままいる状態にしてみることをオススメします。
忽然と消えるかと思いきや、
まだおるで!という新鮮さがあると思うのです。
ただ正面から長映しにしてしまうと、
ニセモノ感が溢れ出てしまうので、
一瞬の後にはちゃんと消えるよう工夫してください。
撮影の後で加工するなどして、
カメラの画像はなるべく粗くしましょう。
そうすることで、幽霊がより本物っぽくなりますよ。
隙間を利用しよう
細く開いた押し入れのふすま、
少しだけ開いたカーテンなど、
「隙間」ってやたらと怖い想像力をかきたてられますよね。
「あの隙間から何かがのぞいているかもしれない!」
そんな日本人の心理を利用しましょう。
ふすまの向こうから覗くという設定なら、
幽霊役の人の姿が隠れられるので
とても撮影しやすいという利点もありますよ。
ストーリー性はあえて出さない
「撮影後にこの押し入れで少女が首吊り自殺をしていたことが判明した。」などと、
ついついつけ加えたくなってしまいますが、
そこはぐっと我慢しましょう。
ストーリー性を加えて恐怖を煽ろうとすると、
その魂胆が見え隠れしてしまいます。
特に心霊動画に慣れている最近の日本人には逆効果です。
むしろ「幽霊が現れた理由は不明である。」
または何も語らないくらいがリアリティーが感じられます。
心霊動画の撮り方まとめ
いかがでしたでしょうか?
恐怖映像を自作するもの楽しそうですね。
撮影していくうちに、偶然本物が撮れるなんていうことがあったりして!
そうなったら怖いもの好き冥利に尽きるというものです。
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