茶臼峠秋田県では、出ると有名な心霊スポットです。
事故も多いし、近くに新しい火葬場と古い火葬場があるため、
いつ何が出ても不思議ではないのです。

ここは昔から、首のないライダーが走っているという噂や、
有名な白い服の女の人が出るという話があります。

白い服の女の人は有名な話で、
昔頻繁に見られることから「白い服を着た女の人を乗せないでください。」という
看板が立っていたそうです。

私が小さい時も祖母の家がこちら側にあったのでよく通っていました。
昔はこの茶臼峠の方がよく通っていたように感じます。

そんなある時、祖母の家からの帰り道に恐怖体験をしました。
いつもの様に、母と父は前、私と姉が車の後ろに乗っていました。

その日はなぜか怖いもの嫌いな姉のテンションが高く
「怖い話をしよう。」なんて言い始めたのです。

不思議ですよね。なぜか父も面白がって「茶臼峠から帰ろう。」なんて言うんです。

茶臼峠の入り口付近に差し掛かった時、
もう夜22時過ぎているというのに、
山の中におばあさんがぼんやり立っているんです。

「おばあさんがいる!手を振ってるよ!」と私は父に見えたまま言いました。
父は「えっ?いないよ。」と言うのですが、確かにそこにいるんです。

いるいないで父が確認すると止まりかけた時に、
その時今まで口を開かなかった母が「止まらないで!」と大きな声を出しました。

そのまま通りすぎ、後ろを見てみると何もいませんでした。
母が「面白半分で話すから寄ってきたんだ。おばあさんの服死装束だったよ。」と一言。

ここは必ず出ますが、事故も多いので遊び半分では行かないでください。

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