近畿地方の心霊スポットの特徴まとめ
近畿地方の心霊スポットの特徴
日本史上最高の陰陽師、または霊能者であろう安倍晴明が
様々な厄災を貴族たちの命により退けてきた歴史のある京都。
そこを含む、近畿地方には、滋賀県、大阪府、兵庫県、
奈良県、和歌山県があります。関西とも呼ばれていますね。
さて、心霊スポット単位で見た場合には、
外せない要素が京都であると言えるでしょう。
長岡京が桂川や小畑川の氾濫により、京に遷都するのですが、
やはり風水を使い霊的に守護している歴史が垣間見えます。
旧由良トンネル
和歌山県で最も有名な心霊スポットであると言えます。
和服や白い服の女性が歩いたり、すすり泣いたりする姿や、
首なしの白バイ隊員が高速で追ってくるという話が報告されています。
古いトンネルの周囲は雑草で覆われていて、
どこか冷んやりとした雰囲気を与えます。
また、少ない目撃例ですが、
幽霊車が走ってきて突然消えるという事象もあるようです。
旧由良トンネルを調べると分かりますが、
幅は車1.5台分程度しかないので、その恐怖は計り知れないと言えます。
和歌山県は風水的に守られている京都から離れているので、
様々な霊が集まっているのかもしれません。
十里街道
滋賀県の有名心霊スポットで、
飛び込み自殺の現場としても有名でした。
簡単な踏切なので、中に侵入するのが簡単だったそうです。
現在は新しいものに変えられていますが、
昔は制限が緩かったのでしょう。
しかし、不思議な逸話が残っています。
お地蔵様を祀るようになってからは、踏切自体は古いままなのに、
飛び込み自殺が減ったという噂です。
これも風水的にあまり強くない効力を持つ
京都からすら離れているから起こる現象だと言えるのかもしれません。
言い換えれば、なんらかの別の守護があれば、
霊が人間を招くことを防げる例となった心霊スポットです。
妙見山「しおき場」
大阪の妙見山にはそのなも恐ろしい「しおき場」
という心霊スポットがあります。
マニア曰く、関西最恐の心霊スポットと名高い場所です。
「しおき場」とは、罪人が刑罰を受ける場所とされています。
昔、ここら一帯は、「地獄谷」「生首地獄」「生首谷」
という俗称があったほど、斬首刑が多く執行された場所でした。
その影響なのでしょう、首の無い霊の姿が見える、
話しかけてくるという目撃情報が多数あります。
距離的には京都に近いものの、
やはり京都の風水の加護は受けていません。
大阪の環状線が太極図の役割を果たしているならば、
もう少し違った霊障となったのかもしれない、そんな心霊スポットです。
また、写真は撮らない方が良いと言われるほどの怪奇スポットでもあります。
興味本位だけで近づくことはしないようにしましょう。
兵庫県は六甲山
山全体が霊的なスポットであるという場所です。
連山となる摩耶山の夜景が綺麗なのでデートスポットとしても有名です。
が、そのカップルが幽霊を目撃してしまうスポットだというのです。
実は、この山の中に、廃墟の洋館があり「メリーさんの館」と呼ばれています。
東北地方で『山』の力に触れましたが、
ここも、論理的には考えられない現象が起きます。
まず、メリーさんは、霧の日の夜に館を訪問すると出現し、
朝になるといなくなっているという現象があります。
また、登山道で旧日本軍の行軍を目撃した人もいます。
また、未知の集落があるとの噂も絶えません。
六甲山だけは、近畿地方でも特殊な心霊スポットだと言うことができます。
心霊スポット探訪をする際も、整備された道をいくのが、
霊的、物理的に安全だと言えるでしょう。
幽霊を自宅に招きたくない方は、白以外の車でいくことを強くオススメします。
奈良県は旧鹿路トンネル
旧鹿路トンネル(県道37号線)は、奈良県で最も有名な心霊スポットの一つです。
トンネルを作る際に、強制的に連行してきた外国人を使役したために、
怨念が残っているという噂があります。
燻んだ看板が出迎えてくれるそのトンネルには、
見るものを誘うような不思議な印象を与えます。
作業用の階段や工具が置きっ放しになっているので、
その怖さも倍増されるスポットでもあります。
外国人労働者の強制労働の話など良くない噂もあり、
人の顔のようなものがごく簡単に写せる心霊スポットでもあります。
車内に居ようとも、地縛霊が取り付くという噂も報告されています。
よほど霊的に自信がない限りは、
新しくできた方の鹿路トンネルを使った方が無難だと言えるでしょう。
ある意味、使われなくなったトンネルに地縛霊が取り残されたと考えるならば、
多少は安心できるのかもしれません。
近畿地方の心霊スポットの特徴まとめ
第一に意識するべきなのは京都です。
地理的にも、三方を山が囲う特殊な地域でもあります。
つまりは、霊や邪気が入りにくいようには設計されたものの、
東京の「太極図」までは効果が得られなかったのかもしれません。
しかし、長い年月をかけたり、陰陽師の力で少しずつ封じ込めていった結果、
現在、京都市内ではそこまで大きな心霊スポットは見られないようです。
むしろそこから離れた関西の各県に
心霊スポットが点在していることが分かります。
やはり、大規模に霊を封じるには、風水などの守護と長い年月による
浄化が必要なのではないかという推理が成立すると考えて良いでしょう。
コメントを残す