おじさんの奥さんの実家の方で不幸があり、
おじさん夫婦が出身地の山形へ駆けつけたときの出来事です。

その葬式の時に使用した斎場が、
心霊スポットといわれる経塚斎場でした。

集まった親戚一同の中に、
つるの部分にハデな金細工のあるメガネをかけているけど、
おとなしそうな雰囲気のMさんがいました。

話を聞くとMさんは目の治療中で、
治療が終わるまでメガネは作れなくて、
葬式に来る車の運転の為に、
一時しのぎのメガネを100円ショップで探したら。
Mさんの目にしっくり来るメガネが、
その店舗には派手なものしかなかったようです。

おじさんはMさんとハデなメガネのギャップで、
親戚の中でも特に目立っているように見えました。

葬式も滞り無く進み、
経塚斎場で仏様が焼きあがるのをまっているときです。

親戚の誰かと立ち話をしていたMさんだけが、
僅かにぼやけて見えた
ようなのです。

ぼやけたMさんを目を凝らして見ると、
なにかに引っ張られているように見え、
急な葬式で疲れたのかと思って、
眉間を抑えると普通にMさんの姿が見えます。

おじさんは自分も帰ったら眼科に行かないと駄目かな、
そんな風に思っていたようです。

Mさんが死んだのはそれから2ヶ月後だったそうです。

肺炎をこじらせたのが原因なのですが、
おじさんは霊に引っ張られていったと思っているようです。

経塚斎場を撮影した写真を霊感のある人が見ると、
複数の霊が見えるそうです。

経塚斎場の近くは昔の処刑場や、
お坊さんが修行する滝不動があります。

そういうた要素が重なって、
霊を引き寄せているのかもしれません。

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