白糸の滝, 静岡県, 日本
壁だけの美術館という名前でも呼ばれている
富士白糸ワンダーミュージアムは観光地である
白糸の滝付近にある今は廃墟となっている美術館です。
場所も山奥にあることや入館料の高さから
集客ができなくなり廃業に追い込まれたそうです。
放置されたままになっており
地元のヤンキーの溜まり場になっていたり
過去には銀行強盗が潜伏をしていたこともある廃墟です。
廃墟ということもあって
地元では心霊スポットとして噂がありました。
私は昨年、この美術館から
車で20分ほど離れたところに住んでおり、
友達と2人で心霊スポットを巡る話が出て、
まずこの富士白糸ワンダーミュージアムに訪れました。
近くで工事があったため夜に行きました。
立ち入り禁止にはなっていましたが簡単に入ることができました。
夜間で回りに住宅が少なく
閑静とした街で雰囲気は出ていました。
標高も高く肌寒くてすでに怖かったです。
3階建てとなっており、まず1階に入ると、
焼けたような跡がありました。
後で調べたところ2017年にボヤ騒ぎがあり、
2階にも跡が残っていました。
1階はとても広い空間で
中に椅子がポツンと置いてあり不気味でした。
2階にあがると1階が見渡されるようになっており、
壁などに当時のアートが残っており
懐中電灯で照らしながら見ることができました。
この時点で何か湿り気を感じましたが、
足元に水溜まりができていました。
3階に上がるのには螺旋階段があり、階段を上るとき、
手すりにつかまりながら上がっていきましたが
その途中で自分の手の上に何か重みを感じました。
もう一人一緒に行った友達のいたずらかと思って見ましたが、
その時友達は外に出て煙草を吸っていて不気味になりました。
なんとか3階には上がりましたが、
そこはヤンキーに荒らされた跡が残っていました。
不気味な気配があり3階に上がってすぐ2階に下りました。
すぐ外に出て友達と合流しようと思いましたが
何もないところで躓きました。
外に出てすぐ帰りましたが、
あの時感じた重みや何もないところで躓いたことに
不気味さを感じながら帰りました。
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