本能寺の変の後、信長の後継者を決める戦いに敗れた
柴田勝家が自刃をしたのが旧暦の4/24と言われています。

それから毎年4/24の丑三つ時になると、
九十九橋を血まみれの騎馬武者の大行列が渡るようになりましたが、
明治以降に何度か架け替えがおこなわれてからは、
九十九橋に血まみれの騎馬武者は現れなくなったと言われています。

私には福井に住んでいたお婆ちゃんがいて、
お婆ちゃんは迷信とかおまじないとかが好きな人で、
幽霊にとり憑かれると子供を叱る人でした。

幽霊なんているわけないと思っていた私は、
それなら婆ちゃんは幽霊を見たことがあるのかと聞いたのですが、
お婆ちゃんはこの九十九橋で幽霊を見たというのです。

お婆ちゃんが幽霊を見たのは雲のほとんどないキレイな青空の日で、
お婆ちゃんが九十九橋のそばを通っていると、
橋の欄干の向こうに湯気のようなぼんやりしたものがいるのに気がついたそうです。

最初お婆ちゃんはあれは何だと目をこらしていたのですが、
なにもないところに浮かんでいるなんて良くないものに決まっている、
だからすぐに目を離してその場を立ち去ったということです。

福井市は九十九橋が北と南の境目になっていて、
そんなところに向こうと此方を繋ぐ橋があるのだから、
この世のものではない幽霊なんかが見えることがあるんだろう。

なんで橋に幽霊がいるのか聞く私に、
お婆ちゃんはそう答えてくれました。

お婆ちゃんの法事で福井に訪れた時に、
私が小さい頃に聞いたお婆ちゃんの話を思い出して、
作り話にしては天気がさわやかなのが気になってしまい、
それで九十九橋で検索をして、
血まみれの騎馬武者の話があることを知って驚いています。

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