広島県福山市の地域の人たちに「てんとうさん」とほのぼのとした名称で呼ばれ、
てんとう虫のようにこじんまりとした天當神社

ときおり幽霊が出るという話を聞くことがありますが、
具体的に何々を見たというのではなく、
知り合いから幽霊が出ると聞いたことがあるという話ばかり。

河口近くの海に浮かぶ島に建てられていたのが、
鉄工所や工場の建設に埋め立てによる開発で海と工所を眺める
展望台のような場所になっているので、
自転車で10分程の距離という事もあり散歩で
度々訪れている私は人気のない無人の神社だからだろうなと思うくらいで。

海からふく風が木々を揺らして、近くの水門から動力の音が唸り。
苔むした石垣や灯籠に過ぎ去った時間を感じながら、工場郡を眺める。

古いもの新しいものを同じ場所で感じる事が出来る場所、
それが私の天當神社に対する印象でした。

初詣はお昼を過ぎた頃に天當神社へようにしているのですが、
その日は水場が神社のある山の影にあるとはいえ、
柄杓に付いた水が凍るような寒い日でした。

手短にお参りして帰ろうとしたら境内の奥の方、
蔵のような建物が在り賽銭箱もあるので何か祀られているのだと思います、
白髪の人がいる事に気が付きました。

そのまま階段を下りて水場についた時に思い出したのですが、
自分が使った時には凍っていたけど
さっきの白髪の人は手を清めなかったのでしょうか。

柄杓を持つと濡れてはいますが凍っていません。

一応もう一つ水場があるのですがこちらは水溜という感じで、
藻やカビやらで清められそうもなく、柄杓も置かれていなかったはず。

初詣を手短に済ませるような自分でも手を清めるのに、
白髪になる年代の方が手を清めずに参拝するのでしょうか。

先客の使ったはずの柄杓が凍っている?

ほとんど視界を遮らないこじんまりとした神社で、
先客を帰る時になって気がつく?

天當神社は幽霊が出るらしい

そんな言葉が頭に浮かび上がると、
湖風に揺れる葉の擦れる音が気味の悪い声に思えて急いで家へ。

後日、面倒だとハッキリと表情に出した友人を連れて、
お供え物を持って参拝をしましたが
それからも白髪の人を見ることはありませんでした。

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