昔、富士の樹海(青木ヶ原)へ行ったときの話です。
地元民ですから、樹海を特別視するようなことはありませんでした。
その日は、心霊スポット巡りというよりは、
樹海自体に興味があり探検気分で入り込みました(ちなみに一人です)。
樹海では電波が無い…なんていうのは都市伝説で、
携帯電話のアンテナはバリバリです。
しばらく探検しておりますと、携帯電話に着信がありました。
友人からでした。
私「もしもし?今、富士の樹海きていてさ」
友人「もしもし?もしもし?」
私「もしもし?聞こえる?」
ここで電話は切れてしまいまいました。
急ぎであればかけ直してくるであろうと思い、自分からはかけ直しませんでした。
そして、樹海の行ける所まで進み、日が沈む前に引き返し岐路につきました。
翌日、改めてその友人に連絡をしてみましたところ
友人「お前どこにいたんだよー。雑音がひど過ぎて電話切っちゃったわ」
とのこと。
樹海にいたとき、強い風が吹いていた記憶はありませんでしたが、
きっと電話の向こうでは大きな音で雑音になっていたのだろうと思い
「ごめんごめん」と言ってから樹海へ探検しに行ったいきさつを話しました。
それから、友人が昨日話そうとしていた用件を聞き、電話を切りました。
しばらく携帯をいじっていると、録音データが残っていることに気がつきました。
はて、何か録音したかな?と思い詳細を見てみると昨日の、
友人と電話していたときのものでした。
間違えて録音ボタンを押してしまったのか、試しに一度聞いてから消そうと思い再生。
「もしもし?」と噛み合っていない会話をする私と友人の声。
それを掻き消すようにずっと聞こえる
お経。
2015年7月25日 at 2:24 PM
夏の深夜、大学生だった私は友人とドライブがてら
富士五湖の一つの湖まで遊びに行きました。
廃ホテルが多いのですが、釣り人で賑わっており
全く怖い雰囲気ではありませんでした。
帰り、樹海の横の道路を走行中電話ボックスがみえました。
「こんなところでこんな時間に電話してたら怖いよね~」
と話していると電話ボックスに近づいた時、
ちょうど中年の男性(上はグレーの作業着・下は黄土色のズボン)が
電話ボックスに入いるところでした。
「こんな時間にこんな場所で?!」と驚いて通り過ぎ、
友人と同時に振り返るともうそこには誰もいませんでした。
確かに電話ボックスに入るところだったし、
中年の男性で着ているものまではっきり見えたのに、
1秒も経たずに跡形もなく消えてしまいました・・・。
付近には車もバイクも何もなかったし、
徒歩であそこまで行くとは考えにくい・・・
「え?何だったの?見間違え?」急にとても怖くなったので、
見間違えということにして家に帰りました。
数日後、TVを見ていると樹海で発見された
遺体の遺留品などが放送されていました。
白骨化した遺体が着ていたグレーの作業着、
下は黄土色のズボン・・・でも私が見たのはつい最近、
同一人物なら白骨化するわけがないのです。
私が見たのは何だったの?
深夜二時ごろ、何もないところにぽつんとある
電話ボックスを利用していたあの男性はこの白骨化した遺体の人なの?
誰に電話しようとしていたのか、
なぜあの時間だったのか、未だに忘れられない光景です。
2015年10月2日 at 9:58 AM
自分は、現在28歳の男性会社員をしております。現在は訳があり、会社を休職をしております。それは会社の人間関係でありました。自分は与えられていた仕事をもくもくとやっておりました。最初は人間関係もわきあいあいと円滑でよかったのですが、それが3年ほど経過をして、25歳のときに、同期入社の人などにどんどんとおいていかれるようになったのです。それで同期にもバカにされてしまい、それが影響してか、後輩などにもバカにされてしまい、仕事がほとんどできない状態となってしまいました。それで一年前から休職をおこなうようになりました。しかし、半年ほどまえに精神が安定をしてよくなりましたが、どうせ復職をしても、また同じ環境が自分を待っているのであろうと思い、死のうと思いました。最初は首でもつろうかと思いましたが、それを実際に行う勇気はとても行うことができませんでした。そこ富士の樹海にいこうと決意をしました。日本で一番の自殺スポットであると思いますが、当時は3月の頭だったので、まだ気温なども低く睡眠薬を大量に飲めば凍死ができると思いました。できなくても迷い込んでしまえば餓死ができると思いました。そこで現地に向かいました、山道などを歩いていると、自分の薬の影響かわかりませんが、本当に声が聞こえたのです。少女の声でした。そこで、自分は本当に怖くなり、引き返しました。まだ、序盤の方だったので引き返すことができました。富士の樹海はさすがに自殺の名所だけあるので、もし幽霊が存在をするのであれば、地縛霊として富士に残っているのでしょう。自分の自殺願望を一瞬で消し去ってしまうほどの殺気を感じました。多分ここで死んだ人たちは私よりも苦しいどうしようもできない状況でここで死んだんだとおもいます。それだけ怨念が強いのですね。
2015年12月24日 at 10:28 PM
友人と旅行に行った時の話です。
一緒にいった友人は霊感は無いものの、
街を歩いていると見知らぬ人に
お祓いに行ったほうがいいと言われたり、
拝ませてくださいと言われたりするような事が
本当によくある人でした。
一緒に歩いている時も何度か声を掛けられていました。
そんな友人と山梨に旅行に行き、色々な観光名所を周りました。
樹海の観光スポットにも行きました。
色々と観光して疲れていたのでホテルで就寝していたら、
隣で寝ていた友人がうめき声のような苦しそうな声を出していたので、
怖い夢でも見てるのかと思い起こしてあげたら、
髪の長い女の人の夢を見ていたそうです。
旅行が終わり家に帰っても、旅行の時に夢に出てきた髪の長い女の人が
毎日のように夢に出てくるようになったそうです。
その話を聞いて心配した母親が、
お祓いの有名な所を調べ、遠い所までお祓いに連れていったら、
髪の長い女の夢を一切見なくなったそうです。
そんな事があってから1年ほどたったある日、
私が部屋で怖い番組特集を観ていました。
その番組を観ていると、若者4人組がビデオを回しながら
樹海の遊歩道になっていない場所に入っている映像が流れていました。
しばらくすると女性の自殺した人の遺体と
遭遇したという怖い内容だったんですが、
そのビデオの日付を見たら友人と旅行に行って
樹海を観光した日付と一緒でした。
なので友人はその自殺した女の人の霊に憑りつかれたのではと思い
ゾッとするような感覚でした。