小中池公園の「湖畔の影」とは?
千葉県大網白里市小中1703番地にある小中池公園は、小中池を中心に広がる自然豊かな公園です。昼間はローラー滑り台や桜並木で賑わう家族連れの憩いの場ですが、夜になると静寂と暗闇が不気味な雰囲気を漂わせます。戦後の水難事故で命を落とした者がいたとされ、湖面に浮かぶ影や奇妙な水音が聞こえるとの噂が残り、心霊スポットとしてオカルト愛好家の間で囁かれています。
危険度 | ★★★☆☆(中程度の心霊噂と夜間の環境リスクあり) |
---|---|
名称 | 小中池公園「湖畔の影」 |
所在地 | 千葉県大網白里市小中1703番地 |
アクセス | JR外房線「大網駅」から車で約10分、または徒歩約35分 |
歴史と背景
小中池公園は、小中池という農業用ため池を中心に整備された公園で、池自体は1933年に着工し1947年に完成しました。戦後の混乱期、池での溺死事故が起きたとされ、特に「子供が泳いでいて戻らなかった」「地元の若者が夜に消えた」などの口碑が残ります。明確な記録は乏しいものの、こうした悲劇が「湖畔の影」の噂の起源とされています。春には桜が咲き乱れ鯉のぼりが飾られる美しい場所ですが、夜の池畔は不気味な静けさに包まれます。
小中池公園「湖畔の影」での恐怖体験談
小中池公園を訪れた人々から寄せられた不思議な体験談を紹介します。夜の静けさが際立つエピソードが特徴です。
千葉市緑区と大網白里市の境に近い場所に昭和の森という公園があり、
その南東に位置する場所にある小中池公園の人工池です。もともとは、貯水を目的とする池として作られたものです。
池のほとりには遊歩道があり、
桜の時期にはお花見目的で訪れる人もそれなりにいます。しかし、人工池とはいえ深さがあります。
写真で奥の森をバックに撮ると、気候によっては水が深い分、深い青色に写ります。池には錦鯉や水鳥がいます。
以前は、隠れた自殺スポットになっていました。
水が深いということが災いして、水に入ると助からないケースが多いとのことです。それだけではなく、池に近づくと引っ張られる感じがあると、
霊感の強い人は言い、心霊スポットとしても知られています。池の端を歩くと、足を取られそうになるということも言っています。
特に危ないというのは、取水口です。
自分の意識ではなく、吸い込まれてしまい溺死する人が過去何人もいます。自殺ではなく、事故扱いになってしまいます。
あくまでもこれは昔の話(数十年前)です。水辺に自由に行けた時代がありました。
足だけ浸かろう、または泳ごうとしたら水難事故ということがあったそうです。おそらく、常に取水していて思わぬ水の流れに逆らえず、
流れに巻き込まれて助からないということなのでしょう。遺体が上がらないというわけではないのですが、常時取水しているため、
それを停止させなければならないため、落ちたり流されたりしても
すぐに助け出すことができません。現在は柵があるようなのですが低い場所もあるので、
くれぐれも乗り越えたりしないようにして下さい。水際で足を取られるのは取水が原因という説がメジャーですが、
解明されていないのと、自殺者や事故で無くなった方が多数いるので
霊感の強い方は行かないほうが無難です。
ある深夜、30代男性が池のほとりを歩いていると、「水面に影が揺れた」。誰もいないはずの湖面に黒い人影が映り、じっと見ているとスーッと消えた気がして、恐怖で急いでその場を離れたという。
この体験は、池の寂しさと事故の歴史が混じり合い、訪れた者に不気味な感覚を与えています。
小中池公園「湖畔の影」の心霊噂とは?
小中池公園には、次のような不気味な噂が囁かれています。
湖面に浮かぶ影
「湖面に影が浮かぶ」とされ、夜間にぼんやりした人影が水面に現れるとの報告があります。
奇妙な水音
「奇妙な水音が聞こえる」という証言も。池の自然な波とは異なる、不気味なチャポンという音が響くとされ、Xで「小中池で何か聞こえた」との声が散見されます。
現地レポート
昼間に小中池公園を訪れると、大網駅から車で10分ほどの場所に、桜並木と90mのローラー滑り台が目を引く自然豊かな公園が広がります。池には鯉が泳ぎ、遊具で遊ぶ子供たちの笑い声が響きます。しかし、夜になると照明が少なくなり、湖畔の暗闇が不気味に感じられます。個人的には「昼は楽しいけど、夜は何か潜んでそう」と感じました。風が水面を揺らす音が、確かに怪音や気配のように錯覚される瞬間があります。
科学的・心理的考察
「湖面の影」は、暗闇での視覚的錯覚や水面の反射が影響した可能性があります。「水音」は、風や魚の動きが反響して錯聴を引き起こしたか、事故のイメージが心理的に作用した結果かもしれません。戦後の悲劇が、訪れる者の想像力を刺激し、心霊現象として解釈されやすい状況を作り出しているのでしょう。
訪れる際の注意点
小中池公園を訪れる際は、安全確保のために以下の準備をしてください。
- 懐中電灯:夜間は照明が少なく、足元が危険なので必要。
- 靴:舗装路だが、湖畔は滑りやすい場合も。
- 注意:夜間は人通りが減り、水辺に近づきすぎない。
周辺スポットと関連情報
- 昭和の森: 隣接する公園で、ローラー滑り台や自然が楽しめるが、心霊噂はほぼなし。
- 白里海岸: 近隣の海辺で、心霊噂なし。
- 参考情報: Xで「小中池公園の夜は不気味」との声。
結論と感想
小中池公園の「湖畔の影」は、戦後の悲劇が残響する不気味な場所です。影や水音の噂は確証に欠けるものの、池の歴史と夜の静寂が独特の緊張感を生み出します。心霊スポット巡りが趣味の人には訪れる価値あり。現実的な危険は暗さや足元くらいかも?
小中池公園「湖畔の影」に関する心霊スポット情報まとめ
小中池公園は、千葉県大網白里市の湖畔公園で、戦後の水難事故が噂の起源とされます。湖面に浮かぶ影や奇妙な水音が聞こえると囁かれ、訪れる者をゾクッとさせます。科学的には風や心理的要因が影響していると考えられます。興味があれば、湖畔の闇と不気味さを味わいに足を運んでみてはどうでしょう。
2017年8月7日 at 7:28 PM
この池は、畔に数本の桜があり、子供のころ家族でよく花見に行きました。近所に親戚が住んでいて、ついでにそこを訪ねたりしていました。
大伯父にこの池のいわれを聞きました。もともと国か県の公共事業としてスタートしたようですが、戦争の勃発により、予算等の関係でいったん中止になりました。
地元では長年の悲願であったため、やむを得ず村請けという形で工事を継続することになりましたが、村にもお金がないため、村人総出で自ら建設することになりました。
工事が再開すると、建築資材の盗難が頻発するようになり、対策として見張り小屋を建てて交代で見張ることにしました。ところが夜間の見張りを嫌がる者が続出し、わけを聞くとお化けが出ると口を揃えたとのことです。
もともとこの場所は村の共同墓地だったところで、墓地を移転して貯水池を作っているため、その先入観から夢でも見たんだろうということで見張りは継続されました。
当時若かった大伯父にも順番が回ってきましたので、やむなく見張り小屋に泊まりました。ふと夜中に目を覚ますと、なんとなく周りが騒がしく、板戸の隙間から光が差し込んでいることに気づきました。泥棒かと思い隙間から覗いたところ、まばゆい明かりの中大勢の人が佇みザワザワとしていたそうです。
大伯父は本能的にこの世の者ではないと直感し、布団をかぶってずっと震えていたそうです。気が付くと外の気配は消えており、朝になっていたとのことです。
それこそ夢でも見たんじゃないかという可能性もありますが、妙に臨場感のある話でした。
紹介にも取水口の話が出ていましたが、外部にも取水口らしきものがありました。
花見に行ったとき数人の子供で周辺を探索したところ、池のそばにプールのような構造物があり、コンクリートの床面は乾いていました。
そして、壁面にぽっかりと黒い穴が口を開けていました。入口まで行ってみると、斜め下方に向けてトンネルが続いていて、下の方からゴーゴーと水が激しく流れる音がしてきます。穴の直径は大きく、大人が歩いていける大きさでした。ひょっとすると作業用の通路も兼ねていたのかもしれません。
探検好きの小学生ですから、ためらうことなく中に入って行きました。しばらく行くと非常に寒くなり、春だというのに床が凍り付いていました。ゴーゴーという水音はますます激しくなり、入口からの光も少なくなってきたころ誰かが「ここで滑ったら下まで一気に行っちゃうね」と言いました。それを聞くと急に怖くなり、まさに縮み上がってしまいました。
皆も同じ気持ちだったようで、そこから引き返しました。このため下がどうなっているのか確かめていませんが、安全柵等がなかったら事故が起きても不思議はないと思います。
その頃の大人たちの話では、岸から急に深くなっている上水温がとても低く、さらには護岸で囲まれているため取っ掛かりがないため、誤って落ちたり泳ごうとして飛び込んだりした人が何人も死んでいるとのことでした。
大人になってから一度だけ訪れたことがあります。冬の曇り空の下なんとも気味が悪く、異様な雰囲気が漂っているように思えました。後に母に聞いたところ、ずっと気持ち悪い場所だと感じていたとのことでした。ちなみに母も私も霊感はありません。
ここは他のメジャーなスポットと近いので、そのうち有名になるかもしれません。ただ千葉方面から行くと大網街道を反対の左側に折れ、大網街道の下を潜って行く道しかなかったと記憶していますので、少しわかりにくいかもしれません。
長々と書かせていただきました。昔聞いた話を誰かに伝えたく思い送らせていただきます。自身の心霊体験ではなくて恐縮です。