千葉市緑区と大網白里市の境に近い場所に昭和の森という公園があり、
その南東に位置する場所にある小中池公園の人工池です。
もともとは、貯水を目的とする池として作られたものです。
池のほとりには遊歩道があり、
桜の時期にはお花見目的で訪れる人もそれなりにいます。
しかし、人工池とはいえ深さがあります。
写真で奥の森をバックに撮ると、気候によっては水が深い分、深い青色に写ります。
池には錦鯉や水鳥がいます。
以前は、隠れた自殺スポットになっていました。
水が深いということが災いして、水に入ると助からないケースが多いとのことです。
それだけではなく、池に近づくと引っ張られる感じがあると、
霊感の強い人は言い、心霊スポットとしても知られています。
池の端を歩くと、足を取られそうになるということも言っています。
特に危ないというのは、取水口です。
自分の意識ではなく、吸い込まれてしまい溺死する人が過去何人もいます。
自殺ではなく、事故扱いになってしまいます。
あくまでもこれは昔の話(数十年前)です。
水辺に自由に行けた時代がありました。
足だけ浸かろう、または泳ごうとしたら水難事故ということがあったそうです。
おそらく、常に取水していて思わぬ水の流れに逆らえず、
流れに巻き込まれて助からないということなのでしょう。
遺体が上がらないというわけではないのですが、常時取水しているため、
それを停止させなければならないため、落ちたり流されたりしても
すぐに助け出すことができません。
現在は柵があるようなのですが低い場所もあるので、
くれぐれも乗り越えたりしないようにして下さい。
水際で足を取られるのは取水が原因という説がメジャーですが、
解明されていないのと、自殺者や事故で無くなった方が多数いるので
霊感の強い方は行かないほうが無難です。
2017年8月7日 at 7:28 PM
この池は、畔に数本の桜があり、子供のころ家族でよく花見に行きました。近所に親戚が住んでいて、ついでにそこを訪ねたりしていました。
大伯父にこの池のいわれを聞きました。もともと国か県の公共事業としてスタートしたようですが、戦争の勃発により、予算等の関係でいったん中止になりました。
地元では長年の悲願であったため、やむを得ず村請けという形で工事を継続することになりましたが、村にもお金がないため、村人総出で自ら建設することになりました。
工事が再開すると、建築資材の盗難が頻発するようになり、対策として見張り小屋を建てて交代で見張ることにしました。ところが夜間の見張りを嫌がる者が続出し、わけを聞くとお化けが出ると口を揃えたとのことです。
もともとこの場所は村の共同墓地だったところで、墓地を移転して貯水池を作っているため、その先入観から夢でも見たんだろうということで見張りは継続されました。
当時若かった大伯父にも順番が回ってきましたので、やむなく見張り小屋に泊まりました。ふと夜中に目を覚ますと、なんとなく周りが騒がしく、板戸の隙間から光が差し込んでいることに気づきました。泥棒かと思い隙間から覗いたところ、まばゆい明かりの中大勢の人が佇みザワザワとしていたそうです。
大伯父は本能的にこの世の者ではないと直感し、布団をかぶってずっと震えていたそうです。気が付くと外の気配は消えており、朝になっていたとのことです。
それこそ夢でも見たんじゃないかという可能性もありますが、妙に臨場感のある話でした。
紹介にも取水口の話が出ていましたが、外部にも取水口らしきものがありました。
花見に行ったとき数人の子供で周辺を探索したところ、池のそばにプールのような構造物があり、コンクリートの床面は乾いていました。
そして、壁面にぽっかりと黒い穴が口を開けていました。入口まで行ってみると、斜め下方に向けてトンネルが続いていて、下の方からゴーゴーと水が激しく流れる音がしてきます。穴の直径は大きく、大人が歩いていける大きさでした。ひょっとすると作業用の通路も兼ねていたのかもしれません。
探検好きの小学生ですから、ためらうことなく中に入って行きました。しばらく行くと非常に寒くなり、春だというのに床が凍り付いていました。ゴーゴーという水音はますます激しくなり、入口からの光も少なくなってきたころ誰かが「ここで滑ったら下まで一気に行っちゃうね」と言いました。それを聞くと急に怖くなり、まさに縮み上がってしまいました。
皆も同じ気持ちだったようで、そこから引き返しました。このため下がどうなっているのか確かめていませんが、安全柵等がなかったら事故が起きても不思議はないと思います。
その頃の大人たちの話では、岸から急に深くなっている上水温がとても低く、さらには護岸で囲まれているため取っ掛かりがないため、誤って落ちたり泳ごうとして飛び込んだりした人が何人も死んでいるとのことでした。
大人になってから一度だけ訪れたことがあります。冬の曇り空の下なんとも気味が悪く、異様な雰囲気が漂っているように思えました。後に母に聞いたところ、ずっと気持ち悪い場所だと感じていたとのことでした。ちなみに母も私も霊感はありません。
ここは他のメジャーなスポットと近いので、そのうち有名になるかもしれません。ただ千葉方面から行くと大網街道を反対の左側に折れ、大網街道の下を潜って行く道しかなかったと記憶していますので、少しわかりにくいかもしれません。
長々と書かせていただきました。昔聞いた話を誰かに伝えたく思い送らせていただきます。自身の心霊体験ではなくて恐縮です。