兵庫県神戸市の六甲山の裏六甲ドライブウェイは、
私が学生時代から有名な心霊スポットです。
昔から受け継がれている話を書きます。
ある夜、男の子と女の子がバイクで二人乗りをし、
六甲山を走っていたとの事。
その時、二人の男性が、
裏六甲のドライブウェイの道路にいたずら目的で、
ピアノ線を両側から持って道路脇で待ち受けていたらしいのです。
そして、車かバイクが来たら、
さっと引き上げて脅かす・・・というものです。
大事故、死亡事故に繋がるかもしれないのに、
今考えるととんでもない事をした人がいたものです。
何も知らないバイクの二人は、
裏六甲ドライブウェイを猛スピードで走ってきました。
そのバイクが通る時に、
その道路脇で待ち受けていた二人は驚かせようとして、
さっとピアノ線を胸の位置まであげて、
そのままさっと頭上に上げるつもりだったと聞きます。
しかし、バイクの速度が早すぎて、
頭上に上げるのに間に合わず、運転していた男性は、
道路脇で人が立ち上がったのと同時に
何かが目の前に迫っているのを感じ、さっと頭を下げました。
しかし、後ろに乗っていた彼女は・・・。
すぐに急ブレーキをかけ、男の子はバイクを止めました。
腰にはしっかり女の子の腕が巻き付いています。
「大丈夫やったか・・・?」
そう言いつつ、振り返ると。
彼女の顔はそこにはありませんでした。
そして、何メートルの先の路上に彼女の顔が・・・。
そして、その顔はその男の子の顔を見て、
「どないしたん?」
と不思議そうな顔で聞いたそうです。
その男の子、道路脇の2人は、気が狂ってしまったそうです。
そしてその後、何が起こったのか分からぬまま、
この世を去ったその女の子の幽霊が、
自分の頭を胸に抱えて裏六甲のドライブウェイに現れては、
自分に何が起こったのか?を通りかがった車を止めて聞くそうです。
2018年11月18日 at 11:39 AM
石積みがめっちゃ人の顔に見えるんですけど…
2019年4月13日 at 8:32 PM
ピアノ線を持ってた男の子の指は無事だったのだろうか?