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私がまだ中学生の頃、文化祭でのクラス展示で
心霊壁新聞を製作
する事になり友人数名と
放課後18時〜20時くらいまでカメラ片手に
緑山公園へ取材に行きました。

昼間や休日の部活後によく遊びに行く公園だったので、
何の気なしに訪れましたが、
昼間と違い数本の灯りのみの公園は不気味に映り、
階段を登る脚も心なしか重かったことを覚えています。

今思えば、既に頭の中では
小さく警報が鳴り始めていたのかも知れません。

ほどなく公園に着き一歩踏みこむと雰囲気がおかしいのです。

よく言われる、空気が変わる感じ…
その頃はそんな事は良くわからず、
気持ち悪いなとか言いながら踏み込んで行きました。

公園の1番奥には戦没者慰霊塔があるので
その付近まで行って写真を撮る事になりましたが、
誰もが躊躇していました。

私がカメラを持っていたので、
仕方なく奥に向かって歩こうと向きを変えたところ…⁉︎…

景色が違うと感じました。
少なくとも50メートル以上離れている筈の慰霊塔が目の前にある

ちょっと意味がわからず、あ、近くまで来てたか、
と思い何枚か写真を撮って異変に気がつきました。

ん?近い…近づいてる!
そこからはとにかく明るい場所まで走りました。

街の明かりの中まで戻ってしばらくして落ち着きを取り戻した私達は、
今日は解散することにしました。

ただ、写真を撮った事を思い出し現像に出してから帰ろう
ということになり即日現像できるカメラ屋にフィルムを持ち込んで
店の前で少しダベっていたところ店のおじさんが
「出来たぞ」と声を掛けてくれました。

はい。異様に早いんです。
そして「320円ね」…。

安い?なぜ?フィルム2本だから20枚以上あるはずと思いながら、
プリントされた4枚とネガを持って友人達のもとへ。

プリントされた写真は昼間の学校で試し撮りしたものでした。
まだ取材に行く相談をしていない時間帯。

取材を決めた後からの写真が一枚もプリントされていません
はっと思いネガを開いて街灯にすかして見てみると…消されてる…

いや、明らかに確認が出来ないように削られたように、
引っ掻かれたように横線だらけになっていました。

カメラ屋を振り返ると、
おじさんがチラっとこちらを見て店奥に入っていくところ
でした。

一体何が写っていたか、未だに謎のままです。

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