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これは私が生まれた青森の某町にある、
さい沼という場所を訪れた時の話です。

天然記念物もいるようで若干観光名所にもなっているようですが、
私は二度と足を踏み入れません。

当時私は中学生でした。

家族で様々な問題が相次ぎ、
親の提案でさい沼を訪れることにしました。

神の沼とも言われ、
民家から車と徒歩で一時間くらいの場所にあります。

薄汚れた場所を想像していたんですが、
息をのむほど神秘的な沼でした。

沼を沿うようにして、神棚へ向かい、お供えをするのが習わしです。

200m弱くらいで神棚には着くんですが、
歩いている時からどうもこびりつく視線を感じていました。

周りが森だからとも思たのですが、
それは沼の方から感じていました。

参拝を終えて帰ろうとした時に、
あの場所が異常だったことに気が付きました

だって、音がまるでしなかったんです。
天気は良好でしたが、葉がこすれる音も、何もしませんでした

何となく家族にも言いづらく、考えすぎだと自分を言い聞かせました。
異変が起きたのはその夜でした。

夜中に堰を切ったように目が覚めたんです。
異常に汗をかいており、しかも体が動かない金縛りでした。

目だけははっきり見えて、自分の動悸の音しか聞こえませんでした。
何だよ、これ・・・そうしているうちに、目の前にぼんやり何かが見えたんです。

白い雲がうようよしていて、それが少しずつ形になりました。
蛇にも龍にも見える不思議なものでした。

怖い、怖い・・・と思っていたその時です。
その何かが目を開いたんです。

周りはぼんやりしているのに目だけははっきりしていました。
しかも何かはわかりませんが、それは人の目では無かったのです。

特に意味はありませんが、ごめんなさい、と何度も心で祈っていたら、
白い何かは消えていて、体も動くようになりました。

何だ夢か、目を閉じた時でした。
聞いたことも無いようなおそろしい剣幕で言われたのです。

お前は来るな!!

後から聞いた話ですが、
さい沼は人を選ぶ
ようです。

あの声は一体何だったのか地元ではこの話は禁止されています。

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