〒616-8436 京都府京都市右京区嵯峨鳥居本化野町 化野念仏寺

8000体の石仏が語る心霊スポットのミステリー

京都府 心霊スポット 化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)

京都府京都市右京区嵯峨鳥居本にある「化野念仏寺」は、約1200年前に弘法大師・空海によって創建されたとされる浄土宗の寺院です。境内には約8000体の石仏や石塔が立ち並び、秋の紅葉や竹林の美しさで知られる観光名所として人気です。

しかし、この穏やかな風景の裏には、心霊スポットとしての不気味な噂が絶えず、ミステリー好きや肝試しを求める人々を引き寄せています。2025年現在、XやYouTubeで「化野念仏寺の怪奇現象」が話題に上がり、注目度が急上昇中!今回は、化野念仏寺の魅力と恐怖の両面を徹底解剖し、訪れる価値を紹介します。

化野念仏寺の魅力:風葬の歴史と自然美

化野念仏寺の歴史は、平安時代に遡ります。かつてこの地は「化野(あだしの)」と呼ばれ、遺体を土に埋めず自然に風化させる「風葬」の場所でした。空海が野ざらしの遺体を供養するため石仏を埋め、「五智山如来寺」を建立したのが始まりとされています。その後、法然上人が念仏道場を開き、現在に至ります。境内にある「西院の河原(さいのかわら)」には、約8000体の無縁仏が供養されており、その光景は地獄の「賽の河原」を思わせる厳粛さがあります。

観光地としては、嵐山からほど近い立地で、紅葉シーズンの11月には色鮮やかな景色が広がり、竹林の小径は静寂の中で風情を楽しめるスポットとして人気。毎年8月23〜24日に行われる「千灯供養」では、石仏に灯がともされ、幻想的な雰囲気が訪れる人を魅了します。

心霊スポットの噂:石仏が見つめる恐怖

化野念仏寺が心霊スポットとして知られる理由は、その風葬の歴史と無縁仏の存在にあります。訪問者からは、「石仏の目が動いて見えた」「夜に子供の泣き声や笑い声が聞こえた」「写真に白い影が映り込んだ」といった体験談が報告されています。特に、西院の河原は撮影禁止エリアで、「知らずに写真を撮ったら体調が悪くなった」「何度も撮影に失敗する」などの噂が。地元民の間では「霊が写真に写るのを嫌がるから」と囁かれ、2025年も「化野念仏寺の怪談」が語り継がれています。

また、「赤い霊柩車が現れる」という都市伝説もあり、薄暗い時間帯に訪れると「急に寒気を感じる」「木々のざわめきが人の声に聞こえる」との声も。風葬の遺体や供養されなかった魂が彷徨っているとの説が、恐怖感を一層強めています。

化野念仏寺での恐怖体験談

友人と京都へ旅行に行ったときの心霊体験です。
わたしだけではなく、友人も同じ体験をしました。

化野念仏寺は竹林で有名で観光スポットになっていますので、
訪れる方も多いかと思います。

私たちもガイドブックに載っていたので、
特に深く考えることなく夕方3時頃に化野念仏寺に入りました。

わたしも友人も全く霊感はありません。
霊感はありませんが、勘は鋭い方だと思います。

歩いていくと不気味な雰囲気が漂っています。
お寺だから当たり前じゃないかと言われるかもしれませんが、
ここはちょっと違います。

なんていうか冷たい寂しい・悲しいというマイナスな
オーラみたいなものを強く感じます。

あーここへ来て失敗したかもと思ってしまいました。
何も見えてないのにすごく恐怖を感じました。

それまで友人と楽しくおしゃべりをして観光していたのですが、
こちらへ足を踏み入れた途端にお互いの口数が極端に少なくなりました。

だめだもう帰りたいと思って歩いていたら、
お寺の中のある場所に引き寄せられました。

そこを通りすぎようとした瞬間に、
すごい鳥肌と吐き気と息苦しさを感じました。

何だここは?と思い切って中を見ますと、そこは水子地蔵尊でした。
写真撮影はご遠慮下さいと書いてあったので、
きっと写真に何か写ってしまうことも多いのだと思います。

私たちは手を合わせてすぐその場から逃げるようにして、
お寺を出ました。

そして、タクシーを拾いました。
友人とはしばらく無言だったのですが、わたしはタクシーの運転手さんに
化野念仏寺で先ほど自分が体験した話をしました。

そうしたら、「あー。お客さんのような体験をした人は本当に多いですよ。
心霊スポットでもあるし気をつけてくださいね」と言われてしまいました。

後で聞くと友人もわたしと全く同じ体験をしていたのです。
もうここへは二度と化野念仏寺へは足を踏み入れることはできません。

最新アクセス情報と観光Tips

化野念仏寺へのアクセスは、JR嵯峨嵐山駅からバスで約15分(「化野念仏寺前」下車)、または車で京都市内から約30分。駐車場はないため、近隣の有料駐車場を利用する必要があります。嵐山観光とセットで訪れるのがおすすめです。