小笠山憩の森はJR掛川駅から南にある公園で、
駅からそれほど遠い場所ではないのですが、
畑の中を通る道路は通りやすいとはいえず、
利用者のいない公園には寂しさだけが漂っていました。

小笠山憩の森に整備された遊歩道には、
トンネルが3つある
ことから、
三連トンネルと呼ばれることもあります。

心霊スポットは
トンネルを抜けてすぐのところに設置されたトイレ
で、
少女が犠牲になる事件がおきてしまい、
それから少女の幽霊を見た・声が聞こえた
そんな体験をしてしまうことがあるそうです。

噂のトイレには『この水は飲めません』と洗面台に張り紙があって、
蛇口を捻って水を出すとパイプのサビが溜まっていて、
気持ち悪い赤色の水が出るのを見ると、
本当に利用する人がいないんだなと実感しました。

水の色が透明になっても、
この水で手を洗う意味ってあるのかを悩んだのですが、
やっぱり手を洗わないと落ち着きません。

それで事件がおきたトイレの水で手を洗うと、
最初は水が涼しくて気持ちよかったのですが、
水と混じるようにして氷のような冷たさが絡みついてきたのです。

それは手から染み込んで手首から腕へと登っているようで、
私は洗面台から飛ぶように離れるのがやっとで、
そのままの体勢で蛇口から流れ出ている水から
目が離せなくなっていました。

このときは一緒にいた友人たちに助けられましたが、
とても迷惑をかけてしまったこともあり、
この出来事からは、
こういうウワサのある場所には絶対に行かないようにしています。

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