事の起こりは一件の鉄道事故でした。

事故が起きた場所は近鉄奈良線の学園前駅と富雄駅の中間で、
イズミヤ学園前店のあたりで起きたといわています。

走行中の電車に飛び込自殺をした人がいて、
衝突の衝撃で体の一部があたりの住宅に入ったことから、
その住宅で心霊現象がおこるようになり、
住人が次々と変わっていったそうです。

その住宅は更地になるのですが、
その直前の住人が庭にトーテムポールをたてていて、
更地になってからも何故かトーテムポールが残っていたので、
その場所をトーテムポールの家と呼ぶようになったのだそうです。

これは、私が近鉄奈良線を利用して
移動していたときの出来事
です。

薄暗くなった景色をぼんやりと眺めていて、
ちょうどトーテムポールの家があったとされる場所のあたりで、
線路内にできた影のなかに人影がぼんやりと見えたのです。

ほかの場所を見ると、
影のなかになにがあるかなんて全く見えないのに、
ぼんやりとはいえその人影だけが見えた。

まさかと思って駅名などで検索をしてみると、
すぐにトーテムポールの家まで辿り着き、
私が見た人影が普通のものではないことを納得させられてしまいました。

現在は目印だったトーテムポールはなくなり
更地だった場所にも新しく家が建っているので、
トーテムポールの家と呼ばれた心霊スポットはもうありませんが。

線路沿いの道路やこの区間を利用していると、
私のように何か奇妙なものが見える・体験をするかもしれません。

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