〒656-2542 兵庫県洲本市由良町内田993

黒瀬荘は山の中にある廃墟で、
目的はよくわからないけど、
何かの儀式とかそういうことがおこなわれた場所だと聞きました。

黒瀬荘洲本市のマリーナから県道76号線を南へ進んだ、
淡路島の東岸沿いの山の中にある廃墟で、
県道76号線からはフェンスでふさがれた脇道が目印になります。

黒瀬荘が営業をしていたときは、
この脇道から車で山に入ったのだと思います。

フェンスは脇道だけに設置されているので、
ヤブから山に入ることはできますが、
雰囲気だけを楽しみたいのなら、
すぐに引き返すことをおすすめ
します。

足元が汚れるとか、
枝や葉っぱで服や手が引っかかれるとか、
そういうことだけではなく。

私達のように、
奇妙な体験をするかもしれないからです。

私達といっても実際に奇妙な体験をしたのは友人のKで、
私やほかの友人たちは、
Kから相談を受けていただけです。

Kがそれに気がついたのは、
黒瀬荘から帰ってから2日後のことで、
駅からアパートに歩いている途中のことでした。

Kの後ろから、
裸足で歩いているようなペタペタと音が聞こえ

後ろを見ても、
革靴をはいたサラリーマンがコツコツと歩いているだけです。

そんなことが何日も続いて、
Kが変だぞと思ったころには、
一日の間に何回かは、
その音が聞こえるようになっていました

お寺で2回、
お祓いのようなことをしたらしいのですが、
音は聞こえ続け。

Kがもう大丈夫と言ったのは、
半年後のことでした。

私にはこの場所で何があったのかはわかりませんが、
火のないところには煙がたたない。

たぶんですが、
そういうことなんだろうと思います。

関連する心霊情報