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桐生市梅田町の梅田湖は、
ニジマスやワカサギが釣れるので、
釣りをしている人なら名前を聞いたことがあるかもしれまん。

魚は太陽がのぼる直前ぐらいに活発に動き出し、
その時間帯が一番よくエサに食いついてくるのだそうです。

釣りが好きな知り合いのMさんも、
その時間帯に合わせるために、
前日から釣りをする場所に行くことも珍しくありませんでした。

セットしていた時間に起きたMさんが、
釣りをするために準備をしていると、
後ろから足音が聞こえたのですが、
音がした方を見ても誰もいなかったのだそうです。

薄暗い中で釣りの準備をしていると、
ちょっとしたことを敏感に感じることがあるんだよ。

だけど、そのときは何かが引っかかるような感じがしたんだよ。
それで恥ずかしいけど、そのときはその場所で釣りをする気にはなれなくてさ。

Mさんは照れながら、
それから場所を変えて釣りをしたことを話してくれました。

Mさんが釣りをした梅田湖(桐生川ダム)は、
実は心霊スポットとしても、その名前が知られているのです。

ある観光地で一台の車が盗まれたのですが、
その車には幼い姉と弟が乗ったままでした。

車を盗んだ犯人は逃げている途中で、
幼い姉弟を桐生川ダムに突き落とし
幸い姉は一命をとりとめたのですが、
弟はそのまま亡くなってしまいました。

さらに遡ると1780年ごろの大飢饉が原因の事件で、
生活に困った親達が子供を道連れにして、
滝に身を投げたという言い伝え
も残っています。

どちらも犠牲になるのは子供で、
高い場所から落とされてしまう。

そんな奇妙な一致に、
なにかのつながりを感じてしまいます。

普段は幽霊とか気にすることのないMさんが、
そのときだけ場所を移動したのは、
何かの直感が働いたのかもしれません。

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