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港北区小机町にある丘には、
山城のあった場所を利用した市民の森があり、
丘にあった小机城から、
この場所は『小机城址市民の森』と呼ばれています。

小机城址市民の森では、
春になれば緑豊かな遊歩道を散策するウォーキング、
竹林を整備した遊歩道には、秋になると竹灯籠が設置され、
幻想的な景色を楽しめます。

竹林の遊歩道に5000個以上の竹灯篭が並ぶ『竹灯篭まつり』には、
学校の友人に誘われ冷たさを感じる空気のなかで、
灯る竹灯篭の明かりに包まれる空間に、
私の心はガッシリとつかまれてしまいました。

それで私は学校の友人と行ったあとにも、
バイト先の友人を誘って竹灯篭まつりに行きました。

二回目にもなると、竹灯篭の明かりだけではなく、
竹林の奥まで見る余裕ができていて、
自然の中でおこなわれているイベントなので、
竹林の奥を足早に歩くイベントの関係者の姿を見ることがありました。

バイト先の友人達からも、「キレイだったよ」なんて言われて、
私も大満足で終わるはずでした。

竹林の奥を歩くイベントの関係者に気がついたときに、
隣にいた友人に「あんなところを人があるいている」と話をしたのですが、
この友人には霊感があるらしく、後になってから
私が人間とは違うものを見ていたと言うのです。

霊感のある友人の話だと、幽霊が集まりやすい場所というのがあって、
小机城址市民の森もそうだと。

私がその場で動揺すると幽霊がついて来るから、
その時には黙っていたそう
です。

小机城は戦国時代に、壊されたことがあります。

その時の戦いは二ヶ月ものあいだおこなわれた、
ながく激しいものでした。

なくなった兵士を供養した『九養塚』、
血で赤く染まった『赤田谷戸』など、
付近の地名にそのときの様子が残されています。

この場所に幽霊が集まりやすくなったのは、
過去にあった激しい戦いが原因なのかもしれません。

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