これは今から22年ほど前のことです。

私がまだ20歳くらいで、当時は神奈川県に住んでいたのですが、
付き合い始めたばかりの彼氏が私の家から
車で10分位のところにある心霊スポット
相模外科病院肝試しに行こうと言い出しました。

その時期は風も涼しくて気持ちのよい、秋だったと思います。

夜の9時位にその場所につくと、病院の建物は窓や扉もなく、
ほとんど全てが外から見える状態で、他に肝試し感覚で遊びに来ている
若者たちが十数人見物に来てました。

私の前後にはたくさんの騒いでいるこの若者たちと彼氏がいたので、
特に怖いと感じることはなかったのですが、建物に入って約五分後くらいから
なんだか気持ちが悪くなり吐き気を強く感じました。

私自身は特にこれといった霊感の持ち主ではなく、
幽霊自体もこの目でみたことはありません。

しかし、窓も扉も全部壊れて風が通り抜けやすい建物のはずなのに、
その建物の中はどんよりしてして、夜の秋風など不思議と
まるっきり通っていないのです。

それからすぐに建物から出て、それから数年後のことですが、
夢の中で、悪い背後霊を一度見ました。

ただの夢かもしれませんが、その時の悪い霊の一部が
きっと私の彼に取り付いたのかもしれません。

その背後霊は彼の後ろに付き私に目で訴えました。
「こいつはこれから大変だ、俺がいるから、ははは。」と。

その後、彼は窃盗を働き
何度も警察にご厄介になるような人になってしまいました。

変わり果てた彼とは5年ほど付き合って別れました。
これは作り話ではなく私の本当にあった出来事です。

一体どんな霊達がそこに彷徨っていたのでしょうか?

現在は、空き地となっているようですが、
それでもその場所でたくさんの心霊体験をされている話をよく聞きます。。。

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