国道3号線から車幅の狭まる旧道に入り、
曲がりくねった道を進んだ先、
坂道を越えた場所に旧佐敷トンネルはあります。
ほぼ一本道の旧道ですが、トンネル手前の坂道には、
崖に飛び込むための道(幽霊坂)が現れるといわれています。
そこに存在しない道があるように、
自分から崖に飛び込んだとしか思えない事故がおきているらしく、
生存者がいないことで、どうして事故が起きたのか、
原因は誰にもわからないのだそうです。
車を崖に誘う道は「幽霊坂」として報じられ、
それをきっかけにして、旧佐敷トンネルの名が知られるようになります。
旧佐敷トンネルへ向かっている間、
そこがどんな場所なのかを友人のKが静かに語ります。
難所と言われた峠道だったこと、
トンネル工事中の崩落事故やトンネル内に現れる幽霊。
トンネル内に悲鳴がこだました後に、
姿を消した人がいること。
私の幽霊坂の先にあるトンネルという印象が、
トンネル内に幽霊が出るという話を聞いて、
幽霊トンネルに変わっていました。
トンネルの直前で大きく折れ曲がった道を進み、
私たちは旧佐敷トンネルの入り口までたどり着きます。
私たちはKの提案で、
旧佐敷トンネルへ行くことになったのですが、
Kは私たちを驚かせるために、
スマホに呻き声を仕込んでいました。
Kが私たちの最後尾を歩き、
呻き声が流れるようにスマホを準備していると、
Kのすぐ隣で人の息遣いが聞こえ、
人の影のようなものが壁に消えているのを、
振り向いたKは見たのだそうです。
Kの驚く声に私たちが振り向くと、
Kは背中を壁にぴったりとくっつけて、
小刻みに震えていました。
急いで車を出発させたのですが、
こんな時に幽霊坂が現れていたら、
崖に飛び込んでいたと思います。
2018年6月23日 at 10:00 PM
高校生の頃、芦北の高校に通っていたんですが、
その頃も幽霊トンネルと言って旧佐敷トンネルは有名でした。
ある日センパイが放課後に肝試しで行ったんですが、
スクーターに二人のりだったそうですが
トンネルの中でエンジン切れるし、
やっとの思いでエンジンかけてトンネルから逃げようとしたら
なにもないところでこけて、一人は骨折、
もう一人は半月板損傷で大変だったんですよ。
そんなこともあったので、全校集会のときに校長先生が
旧佐敷トンネルには、行かないようにと話をしたのを覚えています。
あと、トンネル抜けたところに、古い木造の小屋?
の様なものが建っていて、おばばのいえと言ってお札も張ってありましたよ。
見える人によれば、たまに婆さんが立っているとのことでした。
大人になってからの知り合いになったひとも、
一度行ったことあるらしく、お酒飲んでたのもあるそうですが
おばばの家のお札剥がして「おばば!出てこい!」と大声で怒鳴って
ちょっと暴れたようなことを言ってました。
特にバチは当たったとかは聞いてないですが、
怖いもの知らずでビックリでした‼
私が何人かで行ったときは、
夜で霧が濃くとても雰囲気があって怖かったです。
そのときは、わざとトンネル内でエンジン切りましたが、
次エンジンかけようとしてもエンジンかからずにとても怖い思いをしました。
なんで幽霊トンネルと言われるようになったのかは、
分かりませんが今でもその、旧佐敷トンネルは存在しています。
ぜひ、夜中に行ってみることをオススメいたします。
2019年5月5日 at 6:11 PM
10代の頃心霊スポットに行くという事が私達の周りでブームになり色んな場所に行ったけどそんな怪奇現象も起こる事なく写真を撮ってもなにも写ってない事があり全然怖がる事もなく
ましてやみんな霊感なども無く普通に回ってました。ある日調べていたら熊本で1番やばい心霊スポットがあると1人の友人が言い出した場所が旧佐敷トンネルでした。今までみんな知ってたけど噂で結構やばいなど聞いていたので霊感がない私達でも写真を見た感じで行く気がしなかったんですよね。私達も写真だけ見ているので実際に行けば大した事ないかもっと思いみんなノリノリで目的地へと向かいました。霊感のない友人がいきなり叫んだんですよ。なにもない場所で。みんな凄く驚き怖がらせるためにしたんだろみたいな感じで全く理由も聞こうとしませんでした。ですがその叫んだ友人はずっと震えており私はその光景を真横で見ていたのでこれ本当にやばいかもっと悟りました。
目的地につきました。そこには地蔵が二体いたんですが、噂では三体いるや四体いたなどばらばらな話ばかり聞いていたので二体しかいない事にすごくみんなビビリだしました。ある友人が地蔵の数が偶数だったら相当やばいことが起こるらしいと言いました。しかも片方の地蔵だけ頭がなかったのです。私達は入ること無く外に出ましたがそこで凄い心霊体験をしました。なんと車のトランクが勝手に開いたりするのです。締めにいっても数分後にはすぐに空き、最後にはエンジンがかからなくなり、車をやらされる感覚になりました。これはやばいと思いすぐさまみんなで降りて車を押してその場所から抜け出しました。それ以来心霊スポットにはいってません。