〒680-0151 鳥取県鳥取市国府町宮下
私たちが鳥取県国府町宮下の山の中にある、
旧陸軍墓地で肝試しをした時の体験談です。
県道31号線を小学校の交差点から山へ入り、
このあたりに住んでいる方の墓所などを通り過ぎ、
旧陸軍墓地の入り口ともいうべき忠魂碑にたどり着きます。
そこから少し進んで、
お寺が見えてくるあたりから陸軍墓地へ続く道がのびていて、
コケや雑草が生えていましたが、
舗装された坂道を歩いた先に陸軍墓と書かれた石碑があり、
そこからちょっとした階段を上がったところが旧陸軍墓地でした。
広場のように開けた場所に墓石や石碑があって、
空き地が目立つところでした。
墓石に明治と刻まれているのに驚いたりしながら、
私たちが墓地を歩いていると、
友人Aが匂いがすると言って敷地の端のほうを指さして、
その指さした方向に歩き出しました。
匂いを感じたのはAだけでしたが、
何か面白いものがあるかもしれないと後をついていくと、
墓地の端、山の奥へ続くやぶまできたのですが、
Aは足を止めずにやぶの中へ入って行きました。
Aが言うような匂いは全然しないし、
このまま進んでも山の奥へ入り込むだけで、
何かがあるとしてもこのまま進むのは危なすぎます。
Aに声をかけても生返事でどんどん奥に進んでいって、
別の友人がAの体を抱き押さえてやっとAを止めることができました。
私たちはAを抱きかかえて陸軍墓地からでて行きました。
どうしても匂いがどこから来るのかを確かめたくなって、
周りが見えなくなっていたとAはあやまりますが。
どんな匂いだったと聞いても、
Aはその匂いの特徴を何も覚えていませんでした。
戦争で死んだ人の墓なら、
未練を残した霊がいてもおかしくない。
そんな気持ちでこの場所に訪れたから、
私たちにバチが当たったのかもしれません。
2016年7月24日 at 8:28 AM
怖こんなことあったらマジで死ぬー