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私たちが鳥取県国府町宮下の山の中にある、
旧陸軍墓地で肝試しをした時の体験談です。

県道31号線を小学校の交差点から山へ入り、
このあたりに住んでいる方の墓所などを通り過ぎ、
旧陸軍墓地の入り口ともいうべき忠魂碑にたどり着きます。

そこから少し進んで、
お寺が見えてくるあたりから陸軍墓地へ続く道がのびていて、
コケや雑草が生えていましたが、
舗装された坂道を歩いた先に陸軍墓と書かれた石碑があり、
そこからちょっとした階段を上がったところが旧陸軍墓地でした。

広場のように開けた場所に墓石や石碑があって
空き地が目立つところでした。

墓石に明治と刻まれているのに驚いたりしながら、
私たちが墓地を歩いていると、
友人Aが匂いがすると言って敷地の端のほうを指さして、
その指さした方向に歩き出しました。

匂いを感じたのはAだけ
でしたが、
何か面白いものがあるかもしれないと後をついていくと、
墓地の端、山の奥へ続くやぶまできたのですが、
Aは足を止めずにやぶの中へ入って行きました

Aが言うような匂いは全然しないし、
このまま進んでも山の奥へ入り込むだけで、
何かがあるとしてもこのまま進むのは危なすぎます。

Aに声をかけても生返事でどんどん奥に進んでいって、
別の友人がAの体を抱き押さえてやっとAを止めることができました。

私たちはAを抱きかかえて陸軍墓地からでて行きました

どうしても匂いがどこから来るのかを確かめたくなって、
周りが見えなくなっていたとAはあやまりますが。

どんな匂いだったと聞いても、
Aはその匂いの特徴を何も覚えていませんでした

戦争で死んだ人の墓なら、
未練を残した霊がいてもおかしくない

そんな気持ちでこの場所に訪れたから、
私たちにバチが当たったのかもしれません

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