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龍ヶ鼻ダムは丸岡町の中心部から10kmほど離れた山あいにある、
竹田川に作られた多目的ダムと人造湖が龍ヶ鼻ダムで、
人造湖の周囲に公園や広場が整備されています。

オオグチバスやアユが釣れる釣り場として知られていて、
湖面にボートが浮いていることも珍しくはありません。

私も釣りで竜ヶ鼻ダムへ行くことがあり、
その日もいつものようにポイントへ向かっている途中で、
イノシシの死体を見つけてしまいました。

あたりに漂う嫌な匂いと、
モゾモゾと虫が動いているのを見てしまい、
嫌なものを見たなという気持ちと、
帰りもまたここを通ると思うと釣りの気分ではなくなってしまい、
その日はそのまま帰ることにしました。

ダムを管理している事務所の連絡先を調べて、
イノシシのことだけ伝えてから車を出発させました。

そばぜんざいを食べるのが龍ヶ鼻ダムでの楽しみのひとつでしたが、
イノシシの死体を見た後だとそばぜんざいは味気なく感じて、
気持ちはちっとも切り替わりませんでした。

どうせ時間はあるのだからと本屋とかに立ち寄って、
なんとか気を紛らせてから帰宅すると。

匂うけど、今日どこへ行ったの

自分では気がつきませんでしたが、
どうやら身体に匂いがついていたみたいです。

イノシシの周りで嗅いだあの嫌な臭いかと思ったのですが、
私の身体には甘さを感じるいい匂いがついているらしく、
家族には私がひとりで美味しいものを食べたのではないかと
疑われてしまいました。

その匂いがどこでついたのか心当たりが全く無くて、
不思議でしかたがありません。

龍ヶ鼻ダムの底には龍神伝説が沈んでいるそうですが、
何かの関係があるのでしょうか。

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