〒739-2619 広島県東広島市黒瀬切田が丘1丁目13−8
広島の住宅街に潜む最恐廃墟の謎
広島県東広島市黒瀬切田が丘、閑静な住宅街の只中に異様な存在感を放つ「黒瀬病院」は、全国的にも有名な心霊スポットとして知られています。正式名称は「正仁クリニック」ですが、地名にちなんで「黒瀬病院」と呼ばれ、廃墟となってから数々の怪奇現象が囁かれています。今回は、この黒瀬病院にまつわる心霊情報とその背景を紐解き、なぜここが「広島最恐」とまで称されるのかを探ります。
黒瀬病院の歴史と廃墟化の経緯
黒瀬病院は1983年に開院した3階建ての医療施設で、当初は地域住民のためのクリニックとして機能していました。しかし、開院翌年の1984年から競売にかけられるなど、早くも経営難が表面化。その後も売却と差し押さえが繰り返され、バブル崩壊後の1990年代には完全に閉鎖され、放置されるに至りました。医療法上、20床以上の施設が「病院」と定義されるのに対し、黒瀬病院は19床しかなく、厳密にはクリニックとして運営されていたことが分かっています。それでもなお、「病院」という通称が定着したのは、その威圧的な外観と規模感によるものでしょう。
閉鎖後、施設内には医療機器や書類がそのまま残され、霊安室には遺体を収めたであろう棚や冷蔵庫が放置されたまま。これが心霊スポットとしての不気味さを一層際立たせています。現在、敷地はバリケードで厳重に封鎖されており、立ち入りは禁止されていますが、それでもなお肝試しに訪れる者が後を絶たないのが現状です。
心霊現象の数々と恐怖の噂
黒瀬病院が心霊スポットとして名を馳せる理由は、訪れた者たちが報告する怪奇現象の数々にあります。以下は代表的な噂です。
足音と声
誰もいないはずの建物内で、「ドスドス」という重い足音や、「誰かが呟いているような声」が聞こえるという報告が多数。特に霊安室周辺では、「助けて」というかすかな声や、泣き声のような音を聞いたという体験談が存在します。
窓の人影
窓ガラス越しに誰かがこちらを覗いている姿や、屋上で手を振る人影を見たという目撃談が有名。ある者は「白い服を着た女性が立っていた」と証言し、写真にそれが映り込んだケースもあると言われています。
不気味な気配
建物に近づくだけで背筋が寒くなり、内部では急に空気が重くなる感覚を覚えるという声も。また、車のバックミラーや道路のカーブミラーに、帰路で突然人影が映り、その後高熱にうなされたという話まであります。
霊安室の怪
特に注目されるのが霊安室。ここでは、棚が勝手に揺れたり、誰も触っていないのにドアが開閉したりする現象が報告されています。心霊系YouTubeチャンネル「ゾゾゾ」が2024年に潜入した際も、霊安室での不可解な出来事が話題となり、「広島最恐」との呼び名に拍車をかけました。
これらの現象は、閉鎖後に放置された医療機器や、かつて患者が亡くなった場所としてのイメージが、恐怖心を増幅させている可能性があります。
なぜ心霊スポットとなったのか?
黒瀬病院に関する具体的な死亡事故や事件の記録は少なく、廃墟化の原因は主に金銭トラブルとされています。税金滞納による差し押さえが頻発し、まともに運営されていた期間が短かったことから、施設内で悲劇的な出来事が起きた可能性は低いとされています。それでも心霊スポットとして語られる背景には、いくつかの要因が考えられます。
まず、廃墟そのものの雰囲気が挙げられます。住宅街に突如現れる荒れ果てた建物は、周囲の整然とした環境と対照的で異質な印象を与えます。さらに、霊安室や医療機器がそのまま残されている点が、人の死と結びつきやすいイメージを生み出しているのでしょう。また、バブル崩壊という社会的な混乱期に閉鎖されたことも、時代の「忘れ物」としての寂しさを強調し、霊的な噂を呼び込んだ可能性があります。
黒瀬病院での恐怖体験談
昔の話なのですが当時友達とお酒を飲んでいました。
お酒を飲んだらやっぱりテンションが上がり
誰かが心霊スポットに行こうと言い出しました。
びびりの私ですが普段は絶対に行かないのですが
お酒のせいか一緒に行ってしまいました。
昔からある廃墟の黒瀬病院という病院なのですが
山の中の団地にありずっと壊されていません。
着くまで皆ハイテンションでした。
私は頭痛がして気分が悪くなってきました。
黒瀬病院に着いたのですが私は気分がすぐれなくて
運転手と車の中で待っとく事にしました。
車の中からでも黒瀬病院は見え、
電話を繋いで行くことになりました。
3人が病院に入って行きました。
最初はルンルンと入って行った3人なのですが
声がドンドン小さくなっていきました。
ふと車のサイドミラーを見たら誰か立っているんです。
一瞬血の気が引いたのを覚えています。
すぐに車の鍵を掛けました。
すると電話が繋がっているのですが
ざぁー…ざぁー…と電波が悪くなり、
「もしもし!?もしもし!?」と言っても
応答がないんです。
さっき黒瀬病院の窓ガラスから見えて居た
懐中電灯の灯りが見えなくなりました。
サイドミラーの人影に気をとられて見失って
しまいました。
運転手とどうしようと言い、二人とも震えて
居るのが分かりました。
怖くて入る勇気なんかありません。
ここはただの廃墟の病院ではありません。
首吊り自殺もあった場所でもあるからです。
すると屋上の方から手を振っている人が見えました。
なあーんだと思い懐中電灯消して脅かしただけか
と運転手と笑っていると、
ざぁーざぁー言っていた携帯電話が繋がり
「もおービックリさせないでよ。何呑気に屋上で手振ってるの?」と笑っていると
「誰も屋上言ってないよ」と言い、最上階に灯りが見え、
懐中電灯の灯りをこっちに向けて来ました。
鳥肌が全身に立ちました。
屋上の人は誰?よく見たら髪の長い人なのです。
病院に入ったのは皆短髪の男の子です。
皆に早く帰って来てと叫びました。
皆急いで出てきました。
怖くて、怖くてもうスピードで帰りました。
次の日その中の一人が高熱にうなされて
1週間入院し無事回復しました。
あのまま屋上まで行きバッタリ会っていたら
どうなってたのでしょうか?
黒瀬病院を訪れる者への警告
黒瀬病院は現在、競売予定地として管理されており、バリケードや監視カメラで囲まれています。無許可での侵入は住居侵入罪に問われるだけでなく、老朽化した建物内は崩落の危険もあるため、非常に危険です。過去には、肝試し中に怪我をしたという報告もあり、訪れるなら外から眺める程度に留めるべきでしょう。地元住民にとっても、この廃墟は騒音や不法侵入の原因として迷惑な存在であり、敬意を持って接することが求められます。
黒瀬病院に関する心霊スポット情報まとめ
黒瀬病院の闇に潜むもの
「黒瀬病院」は、広島県内でも屈指の心霊スポットとして、その名を知らしめています。足音や人影、霊安室での怪現象など、数々の噂は訪れる者を震え上がらせますが、それが本当に霊的なものなのか、それとも人の想像力が生み出した幻想なのかは誰も分かりません。ただ一つ確かなのは、この廃墟が持つ異様な存在感と、放置された過去が、人々の恐怖心を掻き立て続けているということ。もしあなたが近くを通る機会があれば、バリケード越しにその姿を一瞥してみてください——ただし、窓から誰かに見られている気がしても、振り返らない方が賢明かもしれません。
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