〒779-1510 徳島県阿南市新野町

旧東山トンネル:阿南市の夜に現れる女性の霊と白い影

徳島県阿南市の旧東山トンネルは、廃れた古いトンネルで、女性の霊や老婆の霊が目撃され、車内で後部座席に幽霊が現れるとの心霊噂が囁かれる。トンネルの暗さと周辺の静寂が不気味な雰囲気を醸し出し、訪れる者に緊張感を与える。この記事では、旧東山トンネルの心霊スポットとしての側面を詳しく探る。

スポット概要

旧東山トンネルは県道35号線沿いの廃トンネルで、夜間には心霊に関する噂が浮上する。

危険度 ★★★★☆(夜間のトンネルは視界が悪く、心霊噂が強く、老朽化した構造が危険)
名称 旧東山トンネル
所在地 徳島県阿南市新野町東山(県道35号線沿い)
アクセス JR牟岐線「新野駅」から車で約10分、県道35号線を東に進む。車では徳島自動車道徳島ICから約30分、トンネル入口付近に駐車スペースあり。

旧東山トンネルの心霊噂:女性の霊と後部座席の幽霊

旧東山トンネルでは、夜間に「女性の霊」や「老婆の霊」が目撃され、特に車内で後部座席に幽霊が現れるとの報告がある。具体的には、トンネル内で白い影が横切る、車内に不自然な気配や冷気を感じるという体験だ。これらの噂は、過去の交通事故やトンネルの老朽化による不気味さと結びつき、訪れる者に強い不安を与える。SNSでは「トンネル内で後ろに誰かいる気がした」「白い人影が一瞬見えた」といった投稿が見られ、廃トンネルの雰囲気を伝える。

歴史と背景

旧東山トンネルは、県道35号線沿いに位置し、かつて地域の主要な交通路だったが、新しいトンネルの開通により使用頻度が低下し、廃れた状態にある。過去にはトンネル内や周辺で交通事故が報告されており、こうした事件が心霊噂の背景となっている。トンネルのコンクリートはひび割れ、内部は苔や湿気に覆われ、昼間でも薄暗い。夜になると完全な闇と静寂が支配し、孤立感が恐怖を増幅させる。地元では「旧東山トンネルは夜に通らない方がいい」との声が聞かれる。

心霊現象と目撃談

旧東山トンネルで報告される現象は、視覚と感覚に訴えるものが多い。「白い人影」「後部座席の気配」「突然の冷気」が代表例だ。SNSや掲示板では、夜間に訪れた者が「トンネル内で白い影が動いた」「車内が急に寒くなった」と投稿している。また、女性や老婆の霊が車窓に現れる、バックミラーに映るなどの話も散見される。これらは、トンネルの閉鎖空間と暗さが作り出す雰囲気が、訪問者の感覚を刺激する結果かもしれない。

現地レポート

昼間の旧東山トンネルは、廃墟愛好家や心霊スポット巡りの者がたまに訪れる程度で、静かな印象だ。トンネル入口は草木に覆われ、内部は老朽化が進み、湿気と苔が目立つ。しかし、夜になると照明がなく、トンネルは完全な闇に沈む。内部の反響音や外の風音が不気味に響き、視界の制限が恐怖を増す。トンネルの奥に行くほど閉塞感が強まり、背後の気配に対する不安が高まる環境だ。

科学的・心理的考察

旧東山トンネルの心霊現象は、自然環境と心理的要因で説明可能な部分が多い。トンネル内の反響音や風の流れが「気配」や「囁き声」と誤解される場合がある。夜間の暗闇は視覚情報を減らし、脳が影や動きを過剰に解釈する。過去の事故やトンネルの廃墟感は、訪問者の不安を増幅させ、集団心理による影響も考えられる。廃トンネルの荒廃感と孤立感が、恐怖体験を強める要因となっている。

旧東山トンネルでの恐怖体験談

旧東山トンネルを訪れた人々から報告された体験談を以下に紹介する。夜間の不気味な雰囲気が訪問者に強い印象を与えている。

県道35号線旧東山トンネルに、
先輩の運転するワゴンで行った時の話です。

場所は阿南市のJR新野駅から東に進んだ東山にあるトンネルで、
幽霊が出るのは新野駅から県道35号線を東に進むと通る古い方のトンネルです。

JR新野駅に進む車線は隣の新しい方のトンネルに入ることになるので、
私たちは先に新野に行って、
日が落ちるのをまってから旧東山トンネルに行きました。

車の助手席には体の大きな同僚が座って、
真ん中の座席には先輩の奥さんと同僚の女性が座り、
私は一番後ろの狭い空間に同僚と座っていました。

座った場所のせいで、
道路脇にある照明の光が見えにくくなっていて。

旧東山トンネルに着く前に、
道路脇の照明が車の内装に反射したのを、
何もないところで白い影が横切ったと騒いだんですが。

たった今肝試しに行っているのに、
怖いことを言うなよと怒られたりしながら、
私達は旧東山トンネルに入りました。

途中で後ろを見たりもしたのですが、
私たちは幽霊を見ることはできませんでしたが、
寂しそうなトンネルに入るだけで十分肝は冷え、
肝試しとしては満足していました。

それは旧東山トンネルを抜けて
そのまま道路を進んでいた時の出来事です。

行きと同じように私の座席の反対側が白く光って見えて、
何の気なしに後ろを見たらそこには照明はありませんでした。

頭が思考を放棄して体を後ろに捻った姿勢のままでいると、
隣の同僚に「何か見える?」と聞かれます。

光がないところで室内が光って見えたなんて、
ありえない事が起きた事を認めたくない私は、
何も」とだけ答えて正面を向きました。

普通に考えて何か勘違いをしているのだとは思っても、
実際にありえない出来事を目撃したのも事実です。

この出来事の後私は一人で県道35号線を通ったのですが、
私が見た出来事を説明できるものは見つけられませんでした。

この体験談は、旧東山トンネルでの白い影の目撃が、夜間の不気味な雰囲気と相まって訪問者に強烈な恐怖を与えることを示している。

訪れる際の注意点

夜の旧東山トンネルを訪れる際は、以下の点に留意が必要だ。

  • 足元の安全: 夜のトンネル内は暗く、床のひび割れや瓦礫でつまずきやすい。懐中電灯やヘッドライトを必ず持参する。
  • 防寒・防湿対策: トンネル内は湿気が多く、夜間に冷える。防水ジャケットや暖かい服装を用意する。
  • 単独行動の回避: 心霊噂に加え、老朽化した構造の危険もあるため、複数人での訪問を推奨する。
  • ルール順守: トンネルは公共エリアに隣接する。ゴミ捨てや破壊行為を避け、周囲への配慮を忘れない。

周辺スポットと関連情報

旧東山トンネル周辺にも心霊に関連するスポットが存在する。以下に3つ紹介する。

  • 太龍寺: 阿南市から車で約30分。夜間に霊的な影や僧侶の声が聞こえるとの噂があり、修験道の歴史や山岳事故が背景にある。
  • お水荘ヘルスピア: 阿南市から車で約40分。廃墟となったスパリゾートで、プールでの死亡事故が背景にあり、うめき声や足を引っ張られる感覚が報告される。
  • 正木ダム: 阿南市から車で約40分。交通事故や自殺が多発し、金属音や少年の幽霊が目撃される心霊スポットとして知られる。

結論と感想

旧東山トンネルは、廃墟としての荒廃感と夜の心霊スポットとしての不気味さを併せ持つ。女性の霊や後部座席の幽霊の噂は、過去の事故とトンネルの暗さと結びつき、訪れる者に緊張感を与える。心霊体験を求めるなら訪れる価値はあるが、安全と周囲への配慮を優先すべきだ。夜のトンネルの静寂は、強烈な印象を残すだろう。

旧東山トンネルに関する心霊スポット情報まとめ

旧東山トンネルは、徳島県阿南市の廃トンネルでありながら、夜には心霊噂が囁かれる。過去の交通事故が背景にあり、「女性の霊」や「後部座席の幽霊」が特徴だ。科学的には、トンネルの反響音や暗闇が感覚を惑わす可能性が高いが、廃墟の雰囲気と歴史が恐怖を増幅させる。複数人で懐中電灯を手に訪れ、ルールを守る姿勢を忘れずに。心霊スポットとしての魅力は、廃トンネルに潜む未知の闇にある。