〒080-0313 北海道河東郡音更町鈴蘭公園
友人が北海道へ旅行に行ってきたと言いながら、
スマホを取り出して見せてくれた動画があります。
「ほらこれ変わってるだろ」
そう言いながら差し出されたスマホの画面には、
鈴蘭公園という手入れされた林のなかに
並んだ石造りの仏像群が映っていました。
仏像は人が歩いて踏み固めた道にそって並んでいて、
ひと目で分かるほど傾いています。
後ろにふんぞっているような仏像の隣に、
つまづいた瞬間のような仏像がいたり。
鈴蘭公園は、ジョギングやピクニックを
楽しむ人が訪れる公園らしいのですが、
公園の北端にそんな仏像群が静かに佇んでいて、
友人が変わっているというのもよくわかります。
動画の様子を見る限りでは、
みんな楽しそうに旅行をしているように見え、
私は「楽しかった?」と友人に聞いたのですが、
友人は何も言わずに微妙な表情で答えます。
友人は今度は仏像を背景にポーズをとっている写真を表示させて、
ほらここと言いいながら画像を指さします。
友人の指先には薄い膜に覆われた白い棒があり、
ポーズを決める友人たちの目の前を横切っていました。
棒は長さは30cmぐらいで長細く、
その場にいた誰もこの物体を見ておらず、
この画像だけに撮影されていたようです。
謎の物体を撮影したことで、これから何か起きるのでは、
そんな不安を感じながらの旅行になってしまったそうです。
友人が不安を覚えたのも、
鈴蘭公園の仏像群が水子供養や、
北海道の過酷な開拓に関係しているからで、
子供の鳴き声が聞こえる。
そんな話がある場所で謎の物体が写っているのですから、
友人が不安を覚えたのも無理はありません。
2016年5月23日 at 8:18 AM
石像の傾きは木の根によるものみたい、白いの写真がないので断言できないがたぶんカメラのストラップじゃないかな、レンズ前にあるとストロボでボーっとした不可解な線として写る。
2レンズの3Dカメラではよく映りこんでしまったことが多い、一見何かぼんやりした零体のようにも見える場合がある。