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友人が北海道へ旅行に行ってきたと言いながら、
スマホを取り出して見せてくれた動画があります。

「ほらこれ変わってるだろ」

そう言いながら差し出されたスマホの画面には、
鈴蘭公園という手入れされた林のなかに
並んだ石造りの仏像群が映っていました。

仏像は人が歩いて踏み固めた道にそって並んでいて、
ひと目で分かるほど傾いています。

後ろにふんぞっているような仏像の隣に、
つまづいた瞬間のような仏像がいたり。

鈴蘭公園は、ジョギングやピクニックを
楽しむ人が訪れる公園らしいのですが、
公園の北端にそんな仏像群が静かに佇んでいて、
友人が変わっているというのもよくわかります。

動画の様子を見る限りでは、
みんな楽しそうに旅行をしているように見え、
私は「楽しかった?」と友人に聞いたのですが、
友人は何も言わずに微妙な表情で答えます。

友人は今度は仏像を背景にポーズをとっている写真を表示させて、
ほらここと言いいながら画像を指さします。

友人の指先には薄い膜に覆われた白い棒があり、
ポーズを決める友人たちの目の前を横切っていました。

棒は長さは30cmぐらいで長細く、
その場にいた誰もこの物体を見ておらず、
この画像だけに撮影されていたようです。

謎の物体を撮影したことで、これから何か起きるのでは、
そんな不安を感じながらの旅行になってしまったそうです。

友人が不安を覚えたのも、
鈴蘭公園の仏像群が水子供養や、
北海道の過酷な開拓に関係しているからで、
子供の鳴き声が聞こえる。

そんな話がある場所で謎の物体が写っているのですから、
友人が不安を覚えたのも無理はありません。

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