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東谷山(とうごくさん)はフルーツパークの北東にある展望台のある山で、
名古屋市街が一望できる場所として知られています。

東谷山は大昔に信仰の大切な場所とされていたらしく、
山の中や麓には遺跡が残されているのですが、
ワラ人形を五寸釘で打ち付ける呪いが目的で山に入る人もいて、
実際に木に打ち付けられたワラ人形を見た人もいます。

私も友人含めて3人でちょっとしたピクニック気分で東谷山へ登ったのですが、
片道20分ほどの山道を歩いただけで息が大きくなり、
日頃の運動不足を実感させられました。

展望台で休憩しながら景色を眺めて、
東谷山にある古い神社に寄って山を降りていたのですが、
私たちは疲れから口数も少なくなっていました。

友人Aは声をかけたらこちらを向くぐらいの余裕はあるのですが、
友人Bなどは登っているときはキョロキョロと忙しそうに首を動かしていたのに、
いつの間にか首はただ前を見たまま「うん」とか「だね」とか返事も短めで、
相当バテているみたいだなという感じです。

東谷山は想像よりも山の道で、
日常とは違う場所にいるからなのか、
どこかから何かに見られている。

別に物音がするわけでもなく、
何かが動くのが見えたわけでもなく、
とにかく落ち着かない雰囲気を感じていました。

どうしても気になってそのあたりを見渡しても、
もちろん何も見えませんでした。

下山が終わりアスファルトのある地面に帰って来た時に、
友人Bが「あのさ」と話し始めます。

東谷山の神社を出て少し歩いたところで、
なんでそんなところにと思うような森の奥で、
じっと立っている人影に気がついたのですが、
こっちで騒いで気づかれたくないから黙っていたそうです。

実は友人Aも妙な肌寒さを感じていて、
山の中だからかなと思っていたようです。

私たちは恐ろしい体験をしたわけではありませんが、
この出来事になんとなく嫌なものを感じてしまい、
この事以降に東谷山には行っていません。

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