福岡県八女郡広川町にある十三佛手作り感あふれる霊場で、
不動明王に守られた洞窟にある十三体の石仏は、
集落の住人が作ったものだそうです。

県道84号線の広畠バス停から小さな橋を渡り、
「十三佛こちら」と書かれた看板にしたがって行くと、
山の中にある十三佛にたどり着くそうです。

地域の情報誌に心霊スポットとして取り上げられたことで、
集落外の若者が訪れるようになり、中には石仏を壊すような者がいて、
その後に必ず祟られたことから、
福岡で最も怖い心霊スポットと言われるようになります。

詳しくはわかりませんが、
仏教が広まる以前から信仰の場となる力を持っていたようで、
霊感のある人は十三佛のいる洞窟には近づけないそうです。

以前友人たちと十三佛へ行こうと計画したことがあるのですが、
私は出発の日の朝に下痢に襲われて、
私だけが十三佛に行くことができませんでした。

体がぐったりするほどの状態だったのですが、
不思議なもので友人たちに行けないと連絡をするとすぐに収まって、
これなら無理にでも行けば良かったかなと思っていました。

友人が撮影した写真である程度は満足したのですが、
私ひとりで十三佛に行こうとしたのですが、
今度は熱が出てしまい、
結局私だけが十三佛に行けていません。

友人のひとりが猫を飼っているのですが、
十三佛に行った日に部屋に帰ると猫が興奮していて、
友人の姿を見ると威嚇してきたそうです。

まるで猫が変わったように暴れて、
その日は友人と徹底的に距離をとっていましたが、
次の日の朝にはいつもの猫に戻っていたそうです。

「その場に行っただけで動物が反応する変化が起こるのだから、
その場所に行かないように守られているんだろ」

友人にはそんな風に言われて、心残りはありますが、
これも縁というやつなのだろうと思っています。

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