今は金網で通行止めになっている使われていないトンネルで、
岩出市押川を通る県道63号線にあるトンネルが
旧風吹トンネルです。
トンネルを走行出来た時には感覚が狂いやすく、
スピードメーターを見たら自分が思うよりも速度が出ていて、
旧風吹トンネルを走る時は特に気をつけていたという話を
聞いたことがあります。
通行ができなくなってからも、
女性と思われる人影をみたという話があり、
なにかしらいわくがあるのだと考えられますが、
それらしい事件・事故があったのかは不明です。
真下ではないのですが、
旧風吹トンネルの上の方には岩出市の火葬場があるので、
こちらの方がなにかしらの影響を与えているのかもしれません。
運送業で働く知人が県道63号線を走行していた時なのですが、
連日の勤務に疲れを感じていて、旧風吹トンネル内を
やや前かがみの姿勢で運転をしていたら後ろ髪をグイッと引かれたそうです。
知人はすぐにでも運転をやめてトラックから逃げたかったのですが、
運んでいる荷物は届けないと駄目だと思った知人は、
念仏の知っている部分だけを繰り返しながら運転を続けたそうです。
仕事仲間にその事を話しても、
居眠りをしていたのだろうと笑われてしまい、
そんなことはないと知人は愚痴をこぼします。
詳しく話を聞くと、
知人は聞いていたラジオや無線のやり取りをしっかりと覚えていて、
居眠り運転をしていたようには思えないのです。
後ろ髪を引かれた場所が旧風吹トンネルの入口あたりと聞いて、
こうして見知った人間から話を聞いてしまうと、
やはり旧風吹トンネルには何かがあるのだと思ってしまいます。
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