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大野城市の牛頸ダム(うしくびだむ)は、
釣りや近くでホタルがキレイだとかの方が有名らしいですが、
そんな楽しい場所とは正反対の怖い一面を持っていました。

工事車両が事故を起こして、巻き込まれた人(どうも子供らしい)が死んだ。
・ダム近くの道路でトラックが炎上、身元不明の死体が発見された。
・事件か自殺かはわからないが、ダムから死体が見つかった事がある
謎の白いセダンが放置され続けていた

転勤で福岡に来た私は、
同僚達に誘われて牛頸ダムに連れて来られたのですが、
「借金は解決できる」と自殺防止をうったえる看板を見た時には、
身構えてしまいました。

何しろ私は怪談が苦手で、
話を聞いただけで一週間はビクビクして過ごすのですから、
看板が出るほど自殺が起きている場所なんて、
怖くないわけがありません。

同僚たちはそんな私を見て、
怯えすぎだと笑いますが、
苦手なものはどうしようもありません。

公園を散策している途中にあった石造りの祠で、
なにも起きないことをお願いしたりしながら歩いていると、
同僚Aが話し声みたいなのが聞こえないかと聞いてきます。

近くには私達しかいないので、
話し声が聞こえるはずもなく、
Aも本当に驚いた様子でした。

そのことで頭が動かなくなった私と比べて、
最近忙しかったから疲れているのかと、
すぐに気持ちを切り替えたAを私は羨ましく思いました。

月曜日になってAが体調不良で会社を休んだと聞いて、
気になって牛頸ダムを検索すると、
やっぱりかと思うぐらいに危険な場所と言われていました。

結局Aが会社に来たのは水曜日で、
月曜の朝に急に熱が出て動けなくなり、
火曜に少し熱が下がって楽になったので病院へ行くと、
過労からくる発熱ではないかということでした。

ただの疲れだってとAは笑っていましたが、
私には色々と言われている牛頸ダムと、
突然の体調不良が無関係だとは思えません。

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