青森県三戸郡南部町福田

144mの闇に潜む心霊スポットの恐怖

青森県 心霊スポット 三戸トンネル(手倉橋隧道)

青森県三戸郡五戸町に位置する「三戸トンネル」は、正式名称「手倉橋隧道(てくらばしずいどう)」として知られる全長144mの短いトンネルです。1934年(昭和9年)に竣工されたこの古いトンネルは、旧国道4号線上にあり、昼間でも照明がない薄暗い内部が特徴。周辺の静かな田園風景と相まって、訪れる者に独特の雰囲気を味わわせます。

三戸トンネルの魅力:歴史と静寂の隠れスポット

三戸トンネルは、その短さと古びた構造が逆に歴史的風情を感じさせるスポットです。周辺には人家が少なく、車の往来も少ないため、静寂の中でトンネルの冷たいコンクリート壁を眺めるだけでも非日常感が味わえます。春には周辺の田園に桜が咲き、秋には紅葉が彩りを添える隠れた絶景ポイントでもあります。
地元では「ちょっとしたドライブの寄り道スポット」として知られ、近隣の「少彦名神社」と合わせて訪れる人も。トンネルのシンプルな造りが、逆に心霊スポットとしての不気味さを際立たせています。

心霊スポットの噂:女性の霊とハイヒールの足音

三戸トンネルが心霊スポットとして有名な理由は、過去に起きたとされる悲劇にあります。噂では、「若い女性が暴走族に暴行され、トンネル内に放置された後、近くの少彦名神社で自殺した」とされ、その女性の霊がトンネルに現れると言われています。具体的な事件の記録は見つかっていませんが、この話が都市伝説として広まり、次のような体験談が報告されています。

  • 「白い服を着た女性がトンネル内で立っているのを目撃した」
  • 「誰もいないのにハイヒールの『コツコツ』という足音が聞こえた」
  • 「車で通過中にラジオに女性の囁き声が混ざった」「エンジンが突然停止した」

三戸トンネル(手倉橋隧道)での恐怖体験談①

あれはもう20年も前の事、
大学や専門学校へと進学していた先輩達が夏休みを利用して帰省し、
私を含めた11人という大人数で、車5台を出動させてドライブを楽しんでいた時の事です。

先輩の一人が「青森三戸トンネルがあり、昔、若い女性がスカイラインで連れ去られ、暴行され、そこで自殺をしたという鳥居がある。そこに行ってみないか?」という話を持ち出しました。

私達は、若さという勢いもあり、
真夜中に私達は車5台でその心霊スポットへと向かったのです。

三戸トンネルの手前から、街頭という明かりが一切、道を照らす事がなくなりました。

本当に薄気味悪いトンネルで、そこを抜けると、
まるで「八ツ墓村」を思わせるような部落が見え始め、
屋根は全て茅葺の作りで、夜中という事もあってか、
そんな民家に明かりは全くありませんでした。

通りぬける事ができない村だったので、
その村を一周してから三戸トンネルに戻ろうとした時、
トンネルへの戻り口に、先輩の話にあった鳥居が見えました。

そこに、「行ってみよう!」という先輩の一言でその鳥居まで行きました。

先輩の一人が、その鳥居に向かってロケット花火を発射しました。
するとY君が「俺、霊感が強いんだ。何か玉のような光が来る。
俺に向かってる。あ、俺を通る!」と言ったのです。

私達は、「やっぱりヤバイんじゃない?」と言い、
すぐさま、そこを立ち去りました。

帰り道、国道にある自動販売機が並ぶ空き地にみんなで集合し、
「恐かったね?」と互いに恐怖だった気持ちを確認するように
ジュースを買って帰ろうとしました。

すると、1台の先輩の車が、前進したはずが自動販売機にバックで突っ込みました。

また別に、路上で、一緒に来ていた車同士2台で玉突き事故を起こしてしまい、
これで5台中の3台の車が傷を負ってしまいました。

次の日、あのY君の車は、大事故で大破してしまい、
頭を強く打ったY君は、植物人間へとなってしまいました。

これが、5台中の4台目です。

残り、私の車には何も無かった…とホッとしながら私の車をよくよく見てみると、
車のボディーに、無数の手型が何個も付いていたのです。

それから数日は、信号待ちの私の車を平手で叩くような音が聞こえると思ったら、
それから一週間後、私の車は電柱へと刺さり、廃車となってしまいました。

でも、私には、私の車が電柱へと刺さってしまうとなった記憶は全くないのです。
これで、5台全部の車が、損傷してしまったのです。

死人は出なかったとは言え、全ての車が残念な形になったのです。

三戸トンネル(手倉橋隧道)での恐怖体験談②

あれは私が車の免許をとってすぐくらいのことです。
友達4人で肝試し(怖いとこ巡り)をしようと話をしていました。

今までも近場はいろいろ行ってたんです。
でも、一度も怖い思いをしたことがなかったので軽く思ってました。

地元からは少し離れているんですけど、
青森県では有名な手倉橋隧道(三戸トンネル・ずいどうトンネル)に行くことにしました。

そこは女の人が自殺した場所で、トンネルの上に神社があるんですけど、
その鳥居のとこに出るという場所です。

夜中…12時はすぎていました。
トンネルについて、車のまま中に入ってみたんです。

何もおこりません。

次は車から降りて歩いて中に入ってみました。
それでも何もおこりません。

ヤッパリ神社の方かなと思い、
見上げてみたんですけど誰もいませんでした。
(ちなみに神社はグルッと回らないと行けないので
見上げる事しか出来ない)

せっかくきたからということで、車の中で写真を撮りました。
寒かったので窓を閉めたまま、何枚か撮りました。

その当時はデジカメなんかまだ持っていなかったので、
使い捨てカメラです。

帰り道、暗い中車を走らせていると何かが急に飛び出してきました。

危ないっと思った時には遅く、何かをひいてしまったんです。
友達がいうにはタヌキだったと。

ヤバいっとすぐに車を止めて確認したんですけど、
何もありません。車も傷一つついてないんです。

あきらかにどんっと大きな衝撃があったのに
ひいてないみたいなんです。

おかしいなと思いながら帰って、
数日後に現像した写真をみてみると…。

フラッシュの関係かピンボケだったんですけど、
4人で行って1人が撮影したので
写真には3人しか写っていないはずなのに
4人並んで写ってた
んです。

その時は怖くなって破り捨ててしまったんですけど、
今更ながらキチンと処分すればよかったなぁと思います。

でも、その後何か悪いことがおきたりとかはないです。

最新アクセス情報と観光Tips

三戸トンネルへのアクセスは、車が最も便利。青い森鉄道「苫米地駅」から約3.5km、車で約10分で到着します。トンネル付近に駐車スペースはありませんが、路肩に停めることが可能。ただし、道が狭いため注意が必要です。公共交通機関では、苫米地駅からタクシー利用が現実的です。

観光Tips

  • ベストタイム:秋の紅葉(10〜11月)が周辺を彩り、雰囲気抜群。夜がミステリー体験のピーク。
  • 持ち物:懐中電灯(トンネル内は真っ暗)、カメラ(撮影用)、防寒具(夜は冷える)。
  • 周辺スポット:「少彦名神社」で歴史探訪や供養の雰囲気を味わうのもおすすめ。

SNS映えを狙うならここ!三戸トンネルのフォトジェニックポイント

  • トンネル入口:古びたコンクリートと紅葉のコントラストが不気味かつ美しい。
  • 内部の闇:懐中電灯で照らすと、奥行き感がミステリアスな一枚に。
  • 夜の外観:トンネルと星空が不気味さを演出。#三戸トンネルミステリー で拡散を!

三戸トンネルに関する心霊スポット情報まとめ

三戸トンネルは、短いながらも深い歴史と心霊スポットの不気味さが共存する場所。昼は静かなドライブの寄り道として、夜はゾクゾクする体験が待っています。2025年、次の冒険先に三戸トンネルを選んで、非日常の感動を味わってみませんか?