これは以前に、
東京に住む友人Hから聞いた話です。
東京都八王子に階段の右側一面に地蔵がずらりと並ぶ、
「真の道(まことのみち)」と呼ばれる階段があり、
階段の片側に整列した何百もの地蔵がこちらを見ていて、
異様な迫力がある。
その話を聞いたHは、
東京の友人達と「真の道」へ行ったのですが、
階段を上がれたのは途中まででした。
階段の途中にフェンスが設けられていて、
肝心の地蔵が並んでいる場所まではいけないし、
その姿を見ることも出来なかったそうです。
フェンスに貼られた張り紙から、
地蔵にイタズラをするものが訪れていたようで、
H達はがっかりとしながら引き返したそうです。
Hはその場所で撮影した画像を見せてきたのですが、
向かって右側の林からこぼれる光のせいなのか、
フェンスから奥を光のカーテンが隠しているような写真で、
2箇所ほど玉のように見えるところがあって、
私は木漏れ日が玉のように見えるのかなと思っていました。
Hの話では。
帰りに車をだそうとしたらさ、
車の後ろを何かが通ったって話になって、
辺りを見てもなにもないのよ。
気のせいだろうってことで車を出そうとしたんだけど、
やっぱりみんな気になっていて、
全員が車の後ろを気にしながらで車を出そうとしたんだ。
そしたら後ろに座っていた1人が、
何かが階段を昇っていったのを見てさ、
とにかくここを離れろってなって。
それでこの写真だろ、
お祓いした方がいいんじゃないかって話になっているんだよ。
霊感の無い私には、
この写真が心霊写真なのかはわかりませんが、
一応神社へ行くことを進めました。
後で真の道を調べてみると、
「真の道と呼ばれる階段」は、
『真の道』という宗教団体が作った水子供養のための霊園へ行く道で、
霊園までいかなくても、この辺りでは子供の霊が目撃されるとか、
女性がいくと体調不良になるとウワサされています。
この場所から帰ろうと車を動かすと、
子供の霊が追いかけてくるという話もありました。
H達が見たのも、
水子の霊だったのでは無いでしょうか。
先日Hと連絡することがありこの話を思い出したのですが、
今は水子供養の霊園は別の場所へ移動したようです。
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