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中学からの友人が埼玉の大学に行っていたので、
夏休みを利用して友人の所へ行った時の話です。

私のバイトのシフトが連休になっていたこともあり、
友人が実家に帰る前にちょっと東京を観光して、
ふたりで地元に帰る予定だったのですが。

「どうせ暇なんだろ、地元に帰る前に変な家を見に行こう」

本当は午前中に地元へ帰る電車に乗る予定で、
気乗りしなかったのですが、
友人の言う変な家を見てから帰ることにしました。

友人のいう変な家が、
蓮田の黒い家(落書きの家)」とよばれている建物でした。

東京の反対方向の電車に乗って、
わざわざこんなところまでと思っていたら、
文字が書いてある真っ黒の家が見えて来て。

家は火事で焼けて黒くなっていて、
その上から白ペンキで「異常と猟鬼」とか意味の分からない言葉や、
配当3000万円」「信用取引をさせない」のような
金融用語が壁にびっしりと書かれていて、
こんなところまで来た価値がある、狂気を感じる家でした。

その時の私はとてもテンションが上がっていました。

よせばいいのに記念にと言って、
フェンスの隙間から手を入れて、
指先ほどの小石を持ち帰ったのです。

蓮田の黒い家」から駅までの間に何度か靴紐がほどけて、
今から思えばその時から変だったのですが、
その時にはあまり気にしていませんでした。

地元までの電車に乗っていると、
いつの間にか私は眠っていたようで、
心配そうな顔をした友人に起こされます。

私が普通ではないうなされ方をしていたそうなのですが、
私には怖い夢を見たとかそういう記憶がなく、
ただとても喉が乾いていて、声が出ないほどでした。

地元に帰ってからも、
バイト先で呼ばれたと思ったら誰もいなかったり、
そんな奇妙な出来事が続きました。

何か変だなと思っていた時に、
ポケットに入れてそのまま忘れていた、
蓮田の黒い家」から持ち帰った小石をが出てきました。

もしかしてと思って、
この小石を持って神社へ行きました。

とりあえず賽銭箱の手前に小石をおいて、
神様の方でなんとかして下さいとお祈りして、
小石はそのままにして帰ったのですが。

それから奇妙な事はおきなくなったので、
原因は「蓮田の黒い家」から持って帰った
小石だったのだと思います。

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