大阪府交野市東倉治2丁目15−1 源氏の滝
私が大学2年生であった頃の年末の夜のことでした。
高校時代の友達数人と年越しを一緒に行うために
久しぶりに集まりご飯を食べたりしていたのですが、
年越しまで時間もあるので、「時間もあるしどうしよか?」
という話になった時に心霊スポットに行ってみようとなり、
面白半分でみんなで行くことになりました。
当時いた場所から近場であり、
心霊スポットして有名であった大阪の交野にある
【源氏の滝】に行くことになりました。
その場からバイクで十数分走ればたどり着いたのですが、
バイクを降りるととてもヒヤッとし、
気味悪いということを感じましたが、
友達達も「不気味な感じや」と言っていたので
「心霊スポットってこんな感じか~」と思っていました。
その場所には道や階段があったので、
行けるところまで行ってみようと【源氏の滝】内を
歩いていくことになりました。
歩き始めた当初は談笑しながら楽に話していたのですが、
道中に地蔵が大量に並んである場所にたどり着くと、
とても不気味な感じがしたのを覚えています。
また、以前この場でマフラーを無くした妹の友人が帰り際に
地蔵の首に巻かれてあったというのを思い出し、
不気味さが一層増しました。
集団でいたのもあり、そのまま引き返すことなく
道なりに進んでいっていましたが、先が見えない程の階段があり、
「もうそろそろ頂上かな~」と思いながら登っていましたが、
階段の中腹ぐらいで突然私の両足の太ももがつりました。
当時私は、フットサルを行っていたので
運動不足で陥ったとは考えられないですし、
両足を同じタイミングでつるということを始めて体験したので、
恐ろしく感じ「両足つった!」と友人達に報告しました。
その場にいた友人も、「何かに引っ張られてるんちゃうん?」と言い、
更に恐怖は強くなりましたが、幸い歩けることは出来たので、
多少の痛みはありましたが、つった場所に長居するのも気味が悪いのと、
後ろから引っ張られたので、来た道を戻るのも気味が悪かったので、
そのまま先に進むことにしました。
行けるところまで行きましたが、
私が足をつった以外は他の現象も起きなかったので、
来た道を引き返し、友人たちと年越しを迎えました。
あの時両足の太ももを同時につるという体験を始めて味わいましたが、
それ以上にその時のつった痛みというのが半日残っていたことが
社会人になって数年経った今でも鮮明に覚えています。
あの時私の足がつったのは、
あの場にいた何かに足を引っ張られたのではないかと感じてしまい、
それ以降心霊スポットにいくことはやめました。
コメントを残す