今回私が実際体験したお話を書いていきます。

現在30代前半ですが、22歳の頃、
当時肝試しが好きで色々な場所に行っていました。

姫路の奥にある菅生ダムですが、
当時住んでいた場所から1時間ほどで行ける場所でした。

肝試しをよくする友達と二人で遊んでいましたが、
夏で夜も遅くなり、自然と肝試しの話になり、
興味本位で菅生ダムへ行ってみることにしました。

楽しくしゃべりながら行ってたのですが、
近くになるにつれ、木々が生い茂り、
道のアスファルトも割れ、独特の雰囲気が出てきました。

すると、二人ともあまり話さなくなりました。

到着する手前、大きいトンネルがあるのですが、
真っ暗なトンネルを何気なく通過し、
通過すると右手に車が停められるスペースがあったので
停めたのですが、どちらも降りようとしません。

沈黙が続き、
「降りひんの?」

と聞いても
「うん」

としか言いません。

二人とも好奇心が旺盛でいつもは物おじせず
色々探検するのですが、このときは全然違いました。

降りる降りないでそこからも10分ほど話をするのですが、
結局降りずに帰ることに。

何もしないで帰ることにやり残した感じがありつつも、
嫌な感じが強く、私も帰ろうと車をUターンさせ帰路につきました。

すると、真っ暗なトンネルを通過し、
ドアミラーでふと後ろを見るとトンネルに電気がついているのです。

車内のミラーで見ても電気がついているのです。
見た瞬間に鳥肌が立ちました。

今通った真っ暗なトンネルに電気がついているのです。
もちろん、夜中ですので人の気配はありません。

その後、怖さでしゃべれなくなってしまい、
鳥肌が立っては沈みを繰り返し、
何とか地元まで帰ってきました。

コンビニでコーヒーを飲みながらその話をすると
友達もそれに気づいていたらしいのですが、
友達は電気のついているトンネルを通ったというのです。

嘘をつく友達ではないです。

そして僕自身1時間前に通ったトンネルを
思い違いをしているのでもないです。

そして、友達は「作業服を着た人がダムの方に居た
とだけ言い帰っていきました。

後日談ですが、昼にもう一度だけ行きました。

トンネルの入り口の横にあぜ道があったのですが、
その奥に石碑みたいな石がありました。

何を示す石碑かわかりませんが、すぐに帰りました。
僕自身霊が見えないのですが、本当に気味の悪い体験でした。

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