私は現在学生で、部活動をしています。
部活では毎年同じ所へ夏休みに長野県へ合宿に行きます。

山奥にあるホテルで、近くには
夜間瀬トンネルと人工的な廃墟があります。

一年目に夜間瀬トンネルへ行ったときは特に何も起こらず、
怖いだけでしたが、おかしくなったのは二年目の時でした。

7、8人で行きました。
夜間瀬トンネルを入って抜けて、
また戻ってくるというコースでしたが、
入ってすぐに左足の付け根が急に痛くなりました

ほかの人は特に異常はなかったようなのですが、
私だけとてつもない痛みに襲われ
先輩にしがみついて歩くのがやっとでした。

左足が引っ張られ、引きちぎられそうな痛みで、
ずっと痛い、怖いを連呼していたと思います。

ですが痛みがあるのは私だけなので先輩たちは信じる様子もなく、
私は連れられるまま夜間瀬トンネルを抜け、再び中に入り、
最初の位置までなんとか帰ってこれました。

そこからは車でホテルまで帰り、唯一のコンビニで塩を買い、
気味悪がっていた後輩と一緒に体に塩を撒きました。

すると、だんだんと体が軽くなり、
足の痛みも消えていき最終的にはなくなりました。

塩を撒くことで症状がなくなるのなら
本当に霊が憑いていたのかと思い、
この心霊体験が本当に怖く、恐ろしく感じます。

また、バスで合宿に来た時に夜間瀬トンネルを見た友人は
本当に危ないところだと感知したらしく、
やめておけという忠告を守っておけばよかったと後悔しています。

そのあとも同じ所へ合宿へ行っていますが、
車もないこともあり、誰も夜間瀬トンネルには行っていません。

来年もまた合宿には行きますが、
夜間瀬トンネルには二度と近づかないでおこうと心に誓いました。