深泥池というのは、およそ一万年前から存在すると言われていて、
パワースポットやデートスポットとしても知られています。
しかし、一方ではタクシーの運転手ですら、避けると言われる
京都の心霊スポットでもあります。
そんな深泥池周辺で友達が、彼女とデートをしつつ
ドライブをしていたそうです。
深泥池周辺の道は、ちょっと曲がりくねった道なので、
友達は、慎重に車を走らせていました。
その時です。横に乗っていた彼女が、「あんなところに、女の人が立ってる。」と言いました。
結構急な坂道で林なっているので、夜も遅いし、そんなところに人がいるなんておかしい。
と彼は、無視をして、車を走らせました。
しばらく行くと、また同じ人がたっています。
彼女は、パニックで、この車より早く走れる人なんていないし、こわいと泣き出しました。
彼もびくりしましたが、車から降りるのがこわいので、無視をして車を走らせました。
普段は、それほど長くない道のりなんですが、その日はとても長く感じたそうです。
彼女は、ずっと下を向いて車に乗っています。
彼もずいぶん距離が長いと思いながらも走らせていると、
やっとその曲がりくねった道の終わりが見えてきました。
彼女も安心して顔をあげました。
その時に車の後方から前方にすごいフラッシュをたいたような光が走ったそうです。
びっくりして、車を止めました。
すると、今まで走っていた道ではない、見慣れない光景が目にはいったそうです。
よく目をこらして見てみると、前方には何も見えません。
彼が車から降りて見てみるとそこは、
崖になっていてもう少しで落ちるところだったそうです。
車に戻ってきた彼が、「もう少しで落ちそうだった。」と彼女に言ったその時です。
フロントガラス女性が写り、「死ねばよかったのに。」と。
友達はその恐怖体験を今も忘れず、
深泥池近辺には近づかないようにしています。
2015年10月6日 at 11:52 AM
あれは15.6年前でしょうか。妹がまだ中学生だった時のことです。
その日は父と母、私と妹の家族4人で外食をした後、すぐに家に帰るのもつまらないとドライブして帰ることになりました。
そこで心霊好きの母が、せっかく近くに来たんやし深泥池を通って帰ろう!!とせがまれるがまま、向かうことに。
私は当時心霊スポットは大好きだったけど、妹は興味なさそうに、眠そうな顔をしていました。どんなところなのかウキウキしながら、ついに到着。
別段変わった雰囲気は感じられないとは言え、辺りは真っ暗でほとんど車のライトが照らしている場所しか見えませんでした。遠くのほうに、薄暗い、緑っぽい明かりをまとった病院が見えたかな…?
父がとても怖がりなので、さっと通ってすぐ家路に。数分走ったころでしょうか。
妹が突然、頭が痛いと言い出しました。
それもかなりひどい頭痛だったようで、気分悪そうに唸っていました。夜も遅かったので、そのまますぐに帰り、痛み止めを飲んで寝ていました。
翌日、妹の頭痛はすっかり治まったようで元気に学校へいきました。
突然の頭痛、何か心霊スポットと関係があったんかなぁ…と少し心配していましたが、やっぱりそんなのあるわけないんだと安心していました。
ところが、事故は起きたのです。
体育館でバスケットボールをしていたとき、妹をめがけてバスケットゴールが落ちてきたそうです。幸い、数センチというところでぶつからず、無傷だったわけですが…。
この後もしばくは頭痛が続いたりしたようで、私と母はさすがに怖くなりお祓いなどを考えましたが、祖母と妹は全くオカルトを信じていないため、断固として行くことはなかったです。
現在は何事もなく、元気に生きていますが、あれは偶然だったのでしょうか。
2019年3月21日 at 12:42 PM
普段昼間の風景は桜などの綺麗な木々が咲いており、観光や散歩にはもってこいの場所となっている。また、深泥池には希少な植物や動物が多数存在しており、国の天然記念物にも指定されているばしょである。
なぜそのような場所が心霊スポットなのかというと、定番な話では、タクシーの運転手さんが夜更けに一人の髪の長い女性が手を挙げていた、立っている雰囲気も少しうつむき気味であり、奇妙に思った運転手だったが、もちろん乗車拒否をするわけにはいかない。恐る恐る行き先を聞くと、その女性の行き先は深泥池だったそうだ。
目的地についた運転手がふと後部座席を見ると、女性の姿はなく後部座席のシートがぐっしょり濡れていたそうだ。このエピソードを聞いた方は多いと思いますが、深泥池の心霊体験がこのエピソードの発祥の地とされている。また、恋人に振られた女性がこの池に身投げをしたという噂もあり、実際にこんな話を面白がって夜中にこの池を訪れた若者が、池の付近でぼーっと立っている髪の長い人影を見たという目撃談も少なくない。この名前にピンとくる人も多いと思うが、深泥池・・・しんでんいけ・・・しんでいけ・・・「死んで行け」。
この場所にはこんな読み方の由来があり、何か心に闇を抱えた人たちが見えない力に引き付けられるのかもしれない。