深泥池というのは、およそ一万年前から存在すると言われていて、
パワースポットやデートスポットとしても知られています。

しかし、一方ではタクシーの運転手ですら、避けると言われる
京都の心霊スポットでもあります。

そんな深泥池周辺で友達が、彼女とデートをしつつ
ドライブをしていたそうです。

深泥池周辺の道は、ちょっと曲がりくねった道なので、
友達は、慎重に車を走らせていました。

その時です。横に乗っていた彼女が、「あんなところに、女の人が立ってる。」と言いました。
結構急な坂道で林なっているので、夜も遅いし、そんなところに人がいるなんておかしい。

と彼は、無視をして、車を走らせました。
しばらく行くと、また同じ人がたっています。

彼女は、パニックで、この車より早く走れる人なんていないし、こわいと泣き出しました。

彼もびくりしましたが、車から降りるのがこわいので、無視をして車を走らせました。
普段は、それほど長くない道のりなんですが、その日はとても長く感じたそうです。

彼女は、ずっと下を向いて車に乗っています。
彼もずいぶん距離が長いと思いながらも走らせていると、
やっとその曲がりくねった道の終わりが見えてきました。

彼女も安心して顔をあげました。
その時に車の後方から前方にすごいフラッシュをたいたような光が走ったそうです。
びっくりして、車を止めました。

すると、今まで走っていた道ではない、見慣れない光景が目にはいったそうです。
よく目をこらして見てみると、前方には何も見えません。

彼が車から降りて見てみるとそこは、
崖になっていてもう少しで落ちるところだったそうです。

車に戻ってきた彼が、「もう少しで落ちそうだった。」と彼女に言ったその時です。
フロントガラス女性が写り、「死ねばよかったのに。」と。

友達はその恐怖体験を今も忘れず、
深泥池近辺には近づかないようにしています。

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