〒192-0375 東京都八王子市鑓水 大塚山公園
私自身が経験したものです。
私がまだ中学生の頃、八王子市地元のお祭りの後にふざけ半分で
友達と一緒に、心霊スポットで有名な道了堂跡に行こうという話になりました。
お祭り会場から近く、辺りも暗くなってきていたので丁度肝試しにうってつけの時間でした。
私は元々怖いのが苦手なのですが、その場にいた人数も多く、ついていくことにしました。
長い階段を登ると八王子が一望出来るような景観の場所に着き、
そこから森の中に入っていきます。
すると、道了堂と書いた石が置いてあり、さらにそこから階段が続いています。
実は、地元の小学生にとってはこの場所は必ず見たことのある場所となっています。
何故かというと、道了堂跡の前を通る道から絹の道資料館への
未舗装の道は地元の小学校の遠足の通り道となっているのです。
その場にいたほとんど全員が小学生の時に
遠足でその道を通っていました。私もその一人でした。
しかし、明らかに雰囲気が違うのです。
遠足の行われていた昼間と肝試しの夜、
確かに森の中ということは昼間と夜で雰囲気が違うものです。
しかし、それ以上に明らかにおかしな雰囲気なのです。
周りの友達も恐らく同じことを感じていたでしょう。
かさかさという森のざわめきにすら驚きを隠せずにいました。
そして、成り行きのままにみんなで道了堂跡への階段を登ります。
一人で逃げ出したとしても明るい場所まで少し距離があり、
離れるに離れない状況なのです。
そして一歩一歩、階段を歩んでいき、
最後の一歩で、開けた道了堂跡に到着しました。
「跡」というだけあって、本堂は支柱があったであろう場所に
石が置いてあるのみで、更地となっています。
周りの地蔵らしき石は倒れたり散らかっていて、
それだけで恐怖を覚えるものでした。
しかし、一人が「あれ・・・」といって本堂の中央を指さしたのです。
そこには、背の低い老婆らしき人がしゃがんでいました。
時間は8時頃、周りには連れ添いの人がいるわけでもありません。
ただ老婆らしき人物が一人、佇んでいるのです。
私達はその異様な光景に悲鳴をあげ、一目散に走って逃げて行きました。
そしてどうにか階段を全速力で降り、明かりのある大通りへ出ることに成功しました。
どうにか友達は全員無事でした。
そしてやはり、みんな同じ老婆をみたと話始めました。
その日はそれで解散、誰一人呪いらしきものにはかかっていませんでした。
後日、その友達の中の一人がお父さんに道了堂跡のことを聞くと、
道了堂跡は昔老婆が殺害されるという事件があり、更に散らかっていた地蔵は、
暴走族が抗争を起こした末の壊れようだったらしいです。
他にも、某有名大学の教授が
不倫相手の教え子を殺した場所がすぐ近くであったり、
いわくつきの場所のようです。
私達はその後、道了堂跡に行くことは二度とありませんでした。
今もあの時の光景が忘れられずにいます。
2019年3月4日 at 1:28 PM
『老婆が惨殺された』『若い女が殺された』『首なし地蔵がある』
という噂がある場所です。稲川淳二さんも某怪談を話していました。
ネットで場所を調べて、友人3人と挑みました。
その日は心霊スポットをいくつかハシゴしていたので、
場所に着いたのは深夜1時を回っていました。
有名な心霊スポットは同じようなグループが来ている事が多く、
人が多すぎて興ざめ…ということも少なくありません。
ただ、絹の道&道了堂跡に行った時は
珍しく、誰もいない様子でした。
(いると、車が路駐されてるので、すぐにわかります。)
その噂の目的地は細い道を進んだ奥の広場(公園?)にあるようでした。
灯りも申し訳程度しかなく、持参した懐中電灯だけが頼りでした。
あたりは静まり返っていて、
風が木々を揺らす音が不気味さを倍増させていました。
歩くこと数分、例の広場の手前まで来た時です。
『………』
広場?から声が聞こえてきました。
内容までは聞こえませんでしたが、声はハッキリ聞こえました。
「!?…声…聞こえた!?」
すぐに友人に確認しましたが、その声は友人にも聞こえていたようでした。
ただ、先程も書いた通り、心霊スポットには他にも人が来る事は珍しくないので、
他のグループが来ているんだと思いました。
「やっぱうちら以外にも来てるんだね。」
内心、少しガッカリしながら、私達も階段を上り始めました。
広場の入口には石版みたいなものがあり、誰かのイタズラか真ん中から折られていました。
「酷いことするなぁ…」
写真を1枚撮って、広場へ行って愕然としました。
誰もいませんでした。広場は隠れる場所もないし、
周りは崖で広場から出るには、私達が登ってきた階段しか道はありません。
「…。」
地味ですが、声が聞こえたのに誰もいないというのはゾッとします。
その後、怖かったんですが、その声の主と地蔵を探したんですが、
どちらも見つかりませんでした。
誰かに見られてるような気がして、足早にその場を後にしました。
…そして、後日談があります。
①例の折れていた石版の写真ですが、女の人の顔がハッキリ写っていました。
声の主?殺された女性?…今となってはわかりません。
②心霊スポットメンバーと歩いていた時、
3歳くらいの知らない女の子に話しかけられました。
『お姉ちゃんが怒ってるってー』
「ん?お姉ちゃん?」
『うん。あそこー』
と指差す先には誰もいませんでした。
その後、お母さんに連れられ、行ってしまったので、真相は聞けずじまいです。
心霊スポットに行くのをしばらくやめたのは言うまでもありません。
2019年5月14日 at 1:31 PM
最初は遊び半分、興味半分で友達4人で心霊スポットによく行き、心霊スポ記念の写真撮影同好会!とか言っていました。「首無し地蔵」に行って撮影会するか!といつものように軽いノリで八王子のシルクロードと言う道で首無し地蔵を探して記念写真撮影をする予定でした。ウワサも多少は聴いていて、まあまあな心霊スポットだと思っていた程度なので、いままでも何も起こらなかったのから、大丈夫、平気平気と皆が思ってました。シルクロードと呼ばれている道のあたりに着き、近くの駐車場に車を止めて、皆で歩いて探して行こうとなりました。軽い探検気分やワクワク感もあり、ウワサの首無し地蔵を探す為、道の脇にあるはずと道を外れて奥に入って探しはじめました。20分くらい歩いて探していると、およそ人が入ってこれないような場所に縄で囲まれた首の無い地蔵があり「立ち入り禁止 触れるな!」と少し離れた所に立て札がありました。歴史的な物だから保存する為に立て札をしているのだと皆が思い、無視して中に入り、皆で記念撮影をする事に。ウワサでは触ってはいけないと聴いていましたが、4人中私ともう一人以外は首無し地蔵と肩?を組んだり、後ろから抱きつくような感じで記念撮影をしました。その撮影時間は夜中の1時ぐらいだったと記憶しています。その撮影の後、車に戻る途中で、道の脇から懐中電灯を持った住民とは思えない4人が出て来て騒がしかったみたいで、警察に通報され職質を受けて注意されたぐらいでその日は何もありませんでした。次の日に、肩を組んで撮影した友達から抱きついて撮影した友達が入院したと聞かされ、理由を聞いても医者は原因不明の精神異常としか答えませんでした。その事から2、3日後に、肩を組んで撮影した友達も入院したと聞かされ、また原因不明の精神異常、錯乱状態と聞かされました。その二人は1年後くらいに退院しましたが、その時の記憶は無く、金塊がとか、金山がとかしか記憶にないようでした。