私が夜23時頃、彼氏と2人で千葉県佐倉城址公園に行きました。
近所では【佐倉城址公園は心霊スポット】と有名でしたが、
昼に行くと緑豊かな公園のため特に怖いという感情もありませんでした。

その時は歴史博物館の横の道ををすり抜けて
城址公園の中に入っていきました。

行く直前まで小雨が降っていたので、
散歩している人もおらず誰一人居ませんでした。

雰囲気こそ暗いものの特になにもなく、
10分程歩くと小屋のようなものが二棟ありました。

茶屋かと間違うほどのトイレでした。
当然夜なので警備のため施錠されておりました。

そこから、木に囲まれたくねくねした道を通ると広い駐車場が見えました。
少し休んで引き戻そうとすると黒い野良猫が現れたので猫を遊びました。

黒猫ってちょっとなんかいやだなぁ、
不吉だなと思いましたが、可愛かったです。

姥ヶ池に行こうとも彼と話していたのですが、
とても怖そうだし散歩している人もないため、
何かあったら困るからとその日は行くのをやめることにしました。

来た道を戻り、再びトイレの前に来たときに2人で異変に気付きましたが、
お互いに無言で通りすぎました。

そのまま歩いていると更に怖い異変があり、無言で喫煙所に到着しました。
電灯も近く安心したのか、一気に話し出すと感じた違和感が一致しました。

まず、行きは施錠されていたトイレが少し開いていたこと。
またその隣のふすまの木のドアも少し開いていたんです。

そのあとに、行きに通った道の途中に不自然に赤いコーンが置かれていたこと。

どちらも始めは警備員かな、と思ったのですが
わざわざトイレのドアも開けるわけないですし、
コーンも公園に来た人から見たら
『あれ?この先は行っちゃいけないのかな』と思えるように置いておりました。

なにしろ、警備員さんは仕事が終わりこんな時間にいるはずありませんでした

2人で違和感の答えあわせをしたあと、タバコを吸いながら笑っていると
私たちの後ろから結構大きめの音量で男の人のあくびが聞こえました。

うおぉぉぉ』というようなうなり声にも近かったです。

その声により会話が中断されたので、
また無言となり真っ先に公園を出ることにしました。

帰りに気付いたのですが、
男の人の声が出てたところはツツジの花壇で人が入る隙が無い場所でした。

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