ワイらが「幽霊」って聞くと、ホラー映画で出てくる白い女とか、怨霊みたいにガチで怖い奴想像するよな。でもさ、もっと地味で、日常にひっそり潜んでるマイナーな幽霊ってのもおるんちゃう? 有名な怪談や心霊スポットじゃなくて、普段の生活の中で「なんか変やな…」って感じるような奴らや。

家の中の小っちゃい怪奇:座敷わらしとか

まず、日常で一番身近なマイナー幽霊って言ったら、座敷わらしやな。東北とかで有名やけど、全国的にバズってるほどでもない、地味にマイナーな存在や。この子、子供の幽霊で、家に住み着いてイタズラしたり、逆に運持ってきたりするって言われてるで。白い着物着た小さい影がチラッと見えるとか、夜に足音聞こえるとか、そんな感じや。

ワイの実家とか古い家やったら、「なんかおるかも…」って思う瞬間あるやん。例えば、誰もおらんはずの二階からトントン音したり、押し入れ開けたら何か気配感じたり。座敷わらしって、そういう日常の「ん?」って瞬間に出てくるタイプやろ。怖いっちゃ怖いけど、怨霊みたいにガチで襲ってくるわけやないから、マイナー感あるわ。地元の爺ちゃん婆ちゃんから「昔、座敷わらし見た」って話聞くと、ほんまに身近におるんかなって思うで。

あと、座敷わらしって家守る系の幽霊やから、引っ越したら消えるとか言われるな。20代で一人暮らし始めたら出会えんかもしれんけど、実家帰ったときに「何かおるな…」って感じたら、それ座敷わらしかもしれんで。怨霊みたいにド派手やなくて、日常に溶け込む癒し系幽霊って感じやな。たまに「金縛りあって座敷わらしや!」って友達が言うてくるけど、ほんまかいなって笑うわ。

道端の地味な奴:人魂とか

次に、道端でチラッと見かける系のマイナー幽霊やと、人魂やな。青とか白のふわっとした光が夜道で浮いてるやつや。墓場とかでよく見るってイメージあるけど、実は普通の住宅街とか田舎道でも目撃される、地味に日常的な存在やで。ワイ、夜にチャリで帰ってるとき、遠くで何か光ってるの見えたことあって、「あれ人魂ちゃうか…?」ってビビったことあるわ。でも、すぐ消えたから「まぁええか」ってスルーしたけどな。

人魂って、死んだ人の魂が火の玉になって漂ってるって言われてるけど、別に襲ってくるわけやないし、ただ浮いてるだけや。昔の人は「魂が成仏できんくてウロウロしてる」ってビビってたみたいやけど、今やと「ふーん、光ってるだけやな」くらいのマイナー感あるよな。日常で「あ、なんかおるわ」って気づくけど、20代やったら夜遊び帰りに見ても「なんやそれ」で終わりやろ。怨霊みたいに大騒ぎするほどでもないし、地味にそこら辺漂ってる感じや。

あと、人魂って夏とかお盆の時期によく出るって話もあるで。お盆に帰ってくる魂が道間違えて浮いてるんかなって思うと、ちょっと切ない感じもあるわ。ワイの地元やと、田んぼの横でチラッと光見たって爺ちゃんが言うてたけど、虫かもしれんしな。マイナーやからこそ、日常に馴染んでる感あるで。

学校とかバイト先の謎:トイレの誰か

学校とかバイト先で感じるマイナー幽霊もおるで。例えば、トイレの幽霊や。花子さんとか有名な奴はおるけど、もっと地味な「誰かおる気配」ってやつやな。ワイ、中学のとき、夜の学校でトイレ入ったらなんか空気重くて、「誰もおらんはずやのに…」ってゾッとしたことあるわ。誰もおらんトイレで水が勝手に流れたり、鏡にチラッと何か映った気したり、そんな小っちゃい怪奇や。

バイト先でも似たような話あって、カフェの閉店作業してるときに、誰もおらんはずのバックヤードから物音したりな。そこの先輩が「昔、ここでなんかあったらしいで」ってボソッと言うてきて、マジかよって思ったわ。でも、花子さんみたいに名前ついてガチ怖い話なるほどやなくて、「まぁ気にせんでもええか」って流せるレベルやからマイナーやねん。20代やと、こういう日常の謎って「あー、あるある」って笑いものやろ。

友達がバイト先で「トイレのドアが勝手に開いた!」って騒いでたけど、風やろってツッコんだわ。でも、ほんまに幽霊やったら、地味すぎて誰も騒がんレベルや。トイレの誰かって、日常にいるけど目立たん、マイナーな奴の代表やな。

自然の中のマイナー幽霊:木霊とか

自然の中にも地味な幽霊おるで。ワイ的に面白いと思うのが、木霊(こだま)や。山とか森で「オーイ!」って叫んだら返ってくる声、あれが木霊やけど、昔の人は「木に宿る霊が返事してる」って信じてたんや。現代やとただの反響やけど、昔はガチで幽霊扱いやったっぽいな。

ワイ、キャンプ行ったとき、夜に森で変な音聞いて「何かおる…?」ってビビったことあるわ。木々がザワザワ動いてる音とか、遠くで何か鳴いてる声とか、日常やけどちょっと不気味やん。あれ、木霊かもしれんって思うと、マイナーな幽霊感あるよな。山歩いてるときに、誰もおらんはずやのに視線感じたり、木の陰で何か動いた気したり、そんな小っちゃい怪奇や。

木霊って、怨霊とかと違って攻撃性ゼロやし、ただそこにいて自然の一部っぽい感じや。20代でアウトドア好きなら、「あ、木霊おるかも」ってちょっと楽しめるレベルのマイナー幽霊やな。キャンプの夜に友達と「木霊呼ぼうぜ!」って叫んでみたりするけど、返ってきたらビビるわ。日常の自然にいるからこそ、地味に馴染んでるで。

町の裏路地の怪:影ぼうしとか

町の中にもマイナーな幽霊おるで。ワイが思うのは、影ぼうしってやつや。夜の裏路地とかで、街灯の下に影がチラッと見えるけど、振り返っても誰もおらんってやつ。江戸時代の怪談とかにも出てくるけど、めっちゃ有名ってほどやなくて、地味にマイナーな存在やな。

ワイ、夜にコンビニ行くとき、路地でなんか影見た気して「うわっ!」ってなったことあるわ。でも、よく見たら誰もおらんし、猫か何かやったんかなって思うけど、なんか気持ち悪い感じ残るやん。あれが影ぼうしやろ。別に襲ってくるわけやないし、ただそこにいて消えるだけやから、日常の中の小っちゃい怪奇って感じや。20代やったら、夜道でそんなん見ても「疲れてるだけやろ」って流すけどな。

影ぼうしって、昔は「死にきれん魂が影になってウロウロしてる」って言われてたみたいやけど、今やと錯覚で終わりがちや。地元の裏路地で「影ぼうし出るで」って噂あったけど、誰もガチで調べんし、マイナーなままや。日常の隙間にいる感じがええよな。

日常の中のマイナー感って?

こういうマイナーな幽霊って、なんでメジャーにならんのか考えてみたら、怖さが足りんからやろな。怨霊とか有名な心霊スポットの幽霊って、ガッツリ怖い話ついててインパクトあるやん。でも、座敷わらしとか人魂とか、日常に溶け込んでて「あ、なんかおるな」くらいで終わるから、地味なんや。20代のワイらからしたら、ホラー映画より日常の「ちょっと変」な感じの方がリアルに感じるよな。

あと、こういう幽霊って場所とか物に縛られてるっぽいけど、別に大事件起こさんから目立たんわ。例えば、バイト先のトイレで音しても「まぁええか」で終わるし、森で木霊聞いても「自然やし」で流すやん。日常の中で気づくけど、スルーできるレベルのマイナーさが魅力なんちゃうか。ワイ、夜に変な気配感じても「幽霊やなくて風やろ」って言い聞かせてるけど、ほんまはビビってるで。

結論:マイナー幽霊、身近すぎやろ

日常のマイナー幽霊って、家とか道端、学校、自然、町の裏路地とか、ワイらの生活にガッツリ入り込んでるわ。座敷わらし、人魂、トイレの誰か、木霊、影ぼうしとか、怖いっちゃ怖いけど、怨霊みたいにガチでヤバいわけやなくて、「おるな」って気づくくらいの地味さがええよな。20代やと、こういう小っちゃい怪奇って「あるある」って笑いものやし、日常の中でちょっとしたスパイスになるわ。

ワイらの周りにも、気づかんだけでマイナー幽霊ウロウロしてるかもしれんで。夜に変な気配感じたり、誰もおらんはずの場所で音したりしたら、「あ、マイナーな奴やな」って思ってみ? 日常がちょっと楽しくなるかもや。どうや? マイナー幽霊、意外と好きちゃう?