日本の幽霊ってさ、ホラー映画とか怪談でビビるような存在やけど、そもそもいつからこんな怖いイメージついたんやろな? そんで、特定の場所が心霊スポットって呼ばれて「ヤバい!」ってなるのっていつからなんや? 日本だけの歴史をガッツリ振り返りながら、20代くらいのノリでちょっとゆるく探ってみるで。死とか霊とか、昔の人はどう感じてたんか、めっちゃ気になるやん! 3000文字くらいでたっぷり書くから、覚悟して読んでな。
縄文・弥生時代:霊魂ってなんや?みたいなスタート
まず、日本の幽霊の話は、縄文時代(紀元前1万年くらい~紀元前300年くらい)とか弥生時代(紀元前300年くらい~紀元後300年くらい)まで遡るで。この頃って、自然が神様みたいなアニミズムの世界やった。死んだ人の魂が木とか川にいるって思ってたっぽいし、縄文の遺跡見てると、死者を土に埋めて貝殻とか石器置いてたりするわ。たぶん、死者の魂が何か影響あるって感じてたんやろな。
弥生になると、米作り始まって村ができてきて、墓もちゃんと作るようになったで。吉野ヶ里遺跡(佐賀県)とか見てると、村の外に墓エリアあってさ、「死んだ人も近くにおるけどちょっと怖いかも?」みたいな空気あったんちゃうか。例えば、甕棺(かめかん)って土器に死体入れて埋めてたんやけど、そこに花とか食べ物置いてた形跡もあるし、霊魂にビビりつつ大事にしてた感じやね。まだガチで恐怖ってほどやないけど、なんか不思議な存在として意識してたっぽいわ。
古墳時代:死後の世界がリアルに
んで、古墳時代(3世紀~7世紀)になると、話が一気にデカなるで。でっかい古墳作って、王様とか偉い人を豪華に埋めてた時代や。『日本書紀』とか『古事記』に「黄泉の国」って死後の世界出てくるし、死んだ人の魂がそこに行くってイメージできたんやろな。古墳ってさ、副葬品に刀とか鏡とかめっちゃ入れてたやん? それは死後も魂が使うって考えやったみたいで、霊魂がリアルに感じられてきた時期や。
イザナミが黄泉でゾンビみたいになってる話あるやん? あれで「死=穢れ(けがれ)」って感覚強くなって、霊魂がちょっと怖い存在に変わってきた感じや。古墳自体が「近づくなオーラ」出してて、心霊スポットの元ネタっぽい雰囲気あるよな。大仙陵古墳(大阪府)とか、今でもなんかデカすぎて神秘的やし、近づいたらゾクッとするわ。昔の人は「あそこに何かおる…」ってビビってたんちゃうか。実際、古墳の周りで怪しい噂あったって話もあるし、心霊スポットのスタート地点って感じやね。
飛鳥・奈良時代:怨霊ってヤバい奴登場
飛鳥時代(6世紀~7世紀)とか奈良時代(8世紀)になると、もう幽霊が政治とかにも絡んでくるで。仏教入ってきて、「成仏できん魂がウロウロする」って考え広がったんや。ここで出てくるのが怨霊や! 不遇な死に方した人が呪いみたいに復讐してくるってやつやな。マジでこの辺から幽霊が怖いもんになった瞬間やと思うわ。
有名なのは菅原道真や。9世紀に政治でハメられて流されて死んでもうたけど、そのあと都で疫病とか雷とかバンバン起きて、「道真の怨霊や!」って大パニックやった。雷が落ちまくって貴族死にまくったとかヤバすぎやろ。結局、北野天満宮建てて神様扱いしてなんとか鎮めたって話やで。これで、墓とか神社が「怨霊スポット」みたいに恐れられるようになって、心霊スポットの原型がガチでできた瞬間やな。道真の墓とか、今でも「近づかんとこ…」って思う人おるらしいし、怨霊パワー半端ないわ。
他にも、聖武天皇の時代に疫病流行ったとき、「祟りや!」って言って鎮魂の儀式してた記録もあるで。仏教のお坊さん呼んでお経読んだり、霊を鎮めるために神社建てたりしてたみたいや。こういうのが積み重なって、霊魂=怖いってイメージがバッチリ固まったんやろな。
平安時代:幽霊が文学デビュー
平安時代(794年~1185年)は、幽霊がマジ輝いてた時期や。貴族たちがオシャレに怖がってたっていうか、『源氏物語』とかで幽霊バンバン出てくるで。六条御息所の生霊が光源氏の奥さん呪っちゃうとか、生きてる人のヤバい嫉妬が霊になるって発想、マジ怖いわ。生霊って死んでなくても出るんやで? 平安貴族のドロドロした恋愛事情が幽霊生み出した感じやな。
『今昔物語集』とかやと、「鞍馬で僧が霊にビビった」とかリアルな話いっぱいあって、都の外れとかボロ屋敷が「ヤバい場所」って噂になりだすで。例えば、鞍馬山って今でもなんかミステリアスやん? 昔はそこに霊が出るって話がガチであって、僧が夜道で変な影見て逃げたとか書いてあるわ。平安京の鬼門(北東)の船岡山とかも、「何かおるかも…」って感じするし、心霊スポットっぽさがガッツリ定着した時代やな。
あと、この頃って貴族が日記とかで「夢に死んだ人出てきた…」とか書いてて、霊が身近やったみたいや。清少納言とかも『枕草子』でちょっと怖い話チラッと書いてるし、幽霊が文化の一部になってたんやろな。心霊スポットって、こういう貴族のビビり体験から生まれた部分もあるんちゃうか。
鎌倉・室町時代:戦争で幽霊増殖
鎌倉時代(1185年~1333年)とか室町時代(1336年~1573年)は、戦乱でバタバタ人が死にまくった時期や。源平合戦とかで平家やられて、壇ノ浦とかが「亡魂出る!」って有名になったりな。戦場とか処刑場がガチで怖い場所になってきたで。平家の武将が海で死んで、その魂が今でもウロウロしてるって噂、マジ怖いよな。
能とかでも怨霊が主役で出てくるし、京都の六条河原とか、処刑された人の霊がウロウロしてるって噂でビビられてたわ。六条河原って、昔は首切り場やったから、霊が溜まりまくってたんやろな。今でもあの辺歩くと「何かおる…」って感じするって言う人おるし、戦争で死にまくった魂が心霊スポット増やした感じや。壇ノ浦とかも、漁師が「夜に変な声聞いた」とか言い出して、心霊スポット確定やな。
室町になると、足利尊氏とか南北朝の争いで死にまくった武士の霊がウジャウジャ出てきたって話もあるで。戦場跡とか城跡が「出る!」って噂になって、近寄らんようになった場所も多いみたいや。マジでこの時代の空気、想像しただけでゾワっとするわ。
江戸時代:幽霊がエンタメに
江戸時代(1603年~1868年)になると、幽霊がちょっと身近になるで。浮世絵とか怪談で、長い髪の女幽霊とかおなじみのキャラ登場や。葛飾北斎の「百物語」シリーズとか、鳥山石燕の『画図百鬼夜行』とかで、幽霊のビジュアルがバッチリ決まった感じやな。『怪談牡丹灯籠』とかだと、井戸とか古い家が「出る!」って盛り上がったんや。
お岩稲荷(東京)とか番町皿屋敷(東京)とか、今でも名前残ってるくらい有名なスポットがこの頃にバズったで。お岩さんって、旦那に裏切られて死んだ女の怨霊で、井戸から出てくるって話やけど、怖いけどちょっと面白いよな。ワイら20代でも夏に友達と怪談話して「うわっ!」ってなる感じで、幽霊がエンタメになった瞬間や。江戸の庶民が怪談本読んでキャーキャー言うてたんやろな。
あと、この時代って肝試しとか流行ってて、近所のヤバい場所に行くのが若者の遊びやったみたいや。井戸とか廃屋が心霊スポットとしてガチで定着して、今でも「そこ行ったらアカン!」って言われる場所の元ネタなんやろな。
結論:日本の幽霊と心霊スポット、どう思う?
日本の幽霊って、縄文・弥生の「霊魂ってなんや?」から始まって、古墳で死後の世界がリアルになって、飛鳥・奈良で怨霊がヤバい存在に。平安でオシャレに怖くなって、戦乱で増えて、江戸でエンタメ化したで。そんで、心霊スポットってのは、そういう歴史や人の恨みが染みついた場所から生まれたんやな。古墳とか戦場とか井戸とか、昔の人がビビった場所が今でも残ってるって感じや。
壇ノ浦とか六条河原とか、今でも「何かありそう…」って感じするやん? 日本の幽霊へのビビりって、死とか過去への気持ちが絡んでるから、なんか深いわ。ワイら20代でも、夏に怪談聞いて「怖っ!」ってなるの、昔からずっと続いてるDNAなんかもな。どう思う? この恐怖、ずっとなくならん気がするで。ガッツリ書いたけど、まだまだ話したいことあるわ。幽霊って、ほんま奥深いよな。
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