昔の話ですが今でも忘れません。

僕が小学生の頃、友達とサイクリングロードに出かけたのですが、
その日は凄く天気がよくてサイクリング日和でした。

この日は友達と3人でお弁当持って、
釣竿持って楽しく3人でわいわいと出かけました。

北海道旭川市にあるそのサイクリングロードを、
ずーっと通っていくと、白い吊り橋があります。

そこには昔「伊納駅」という名前の駅がありまして、
その駅の近くには神居古潭トンネルというトンネルがあるんです。

昼間でしたが、そこで僕たちはここで肝試しをやろうと決意したんです。
神居古潭トンネルは古いトンネルなので、
街灯もなく中は真っ暗で先が見えないんです。

実に長いトンネルで、夏場なのにトンネル内に入ると
少し寒くていかにも霊気が漂う感じの雰囲気です。

そこで僕たちは3人で勇気を振り絞ってトンネル内に入ったんです。
恐る恐る入ると、トンネル内ではゴーンという不気味な音が
何度も何度も聞こえてくるんです。

僕たちは怖くて怖くて、どんどん奥に進んで行きました。
すると丁度トンネルのど真ん中に付いてとたん
白い服着た髪の長い女性らしき姿をとらえたんです。

3人が3人ともその姿を目撃したんです。
もう、それでびっくりして、トンネルの真ん中あたりで、
来た道を大急ぎで全力で走って引き返しました。

あの体験談は今でも考えるとゾッとします。
背筋が凍るような気持ちです。

今もその神居古潭トンネルでは幽霊が出るという噂があり、
夜中に興味本位で肝試しやる人がいます。

もう僕たちはあれから何十年経ちましたが二度と行かない決心しました。
本当もう二度とあんな体験はしたくありません。

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