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幼少の頃、毎年夏には秋田県横手市にある
祖父母の家に遊びに行っていました。

家の横には桃雲寺というお寺があり、
風呂場の窓から墓地が見えました。

しかし小さかった私は風呂場の窓から外をのぞくほどの身長はなく、
お風呂が怖いと思ったことはありませんでした。

また桃雲寺の裏には山があり、
山の中腹には湧き水が自由に汲める場所がありました。

祖父母の家にいる夏の間は毎朝兄と一緒に
湧き水を汲みに行くことが日課となっていたため、
毎日お寺や墓地の横を通っていたため、その光景には慣れていて
怖さを感じたことはありませんでした。

小学校中学年の夏の夜、花火をやろうと
祖父・祖母・兄・私の4人で家の外に出て遊んでいました。

花火もほとんど楽しんでそろそろ終わりになる頃、
普段は気にしていない墓地のほうをふと見たのです。

本当に毎日見ている墓地だったので、
なぜ気になってそのとき墓地のほうを見たのかは全く覚えていません。

ただ、そのときに青白い火の玉が飛んでいたのです。
1点から動かずに揺らいでいるその火の玉に興味をそそられ、
じっと見つめてしまい、兄にも祖父母にも声をかけるのを忘れてしまっていました。

その火の玉が消えるまで見つめてしまっていたのです。
兄も祖父母も火の玉には全く気がつかなかったようで、
何事もなかったように花火の時間は終わりました。

その日以降、明るいうちは怖く感じることはなかったのですが、
夜に入るお風呂が怖く感じるようになりました。

とにかく後ろが気になるようになり
一人でお風呂に入ることができなくなってしまいました。

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