伊豆旧天城トンネル:霊と謎の気配

静岡県伊豆市の旧天城トンネルは、川端康成の「伊豆の踊子」の舞台として知られるが、夜に女性の霊や足音が聞こえると地元で囁かれる心霊スポットだ。過去の事件や事故の歴史が、暗いトンネルに不気味な空気を漂わせる。天城は浄蓮の滝や温泉で観光客に愛されるが、旧トンネルの夜は独特の恐怖感を漂わせる。この記事では、旧天城トンネルの背景、心霊現象、科学的視点を探り、訪れる際の注意点を解説する。
スポット概要
旧天城トンネルは、伊豆市湯ケ島に位置する1905年竣工の石造トンネルで、川端康成の「伊豆の踊子」の舞台として文学史に名を刻む。車1台がやっと通れる狭さで、夜は手動で照明を点灯する必要がある。「女性の霊や武士、子供の霊が現れる」「足音や水滴音が響く」といった心霊噂が広まり、暗闇が恐怖を増す。天城はハイキングや温泉観光の名所だが、旧トンネルは孤立感が強い。
| 危険度 | ★★★☆☆(夜間の暗さ、狭い構造、心霊噂に注意) |
|---|---|
| 名称 | 旧天城トンネル |
| 所在地 | 静岡県伊豆市湯ケ島 |
| アクセス | 伊豆急行線「河津駅」から車で約20分 |
旧天城トンネルの心霊噂
旧天城トンネルは、「白い着物の女性の霊が現れる」「武士や子供の霊がトンネル内に現れる」「夜に足音やささやき声が聞こえる」「写真に白い影やオーブが映る」といった噂で知られる。地元では、建設中の事故や過去の事件が霊の原因とされ、SNSでは「トンネル内で視線を感じた」「水滴音に混じる声がした」との報告がある。暗いトンネルと歴史が恐怖を強める。
歴史と背景
旧天城トンネルは、1905年に天城峠を越える旧道として開通し、川端康成の「伊豆の踊子」に登場する文学的な名所。石造りの構造は国の登録有形文化財に指定されている。建設中の労働者事故や戦前の事件が心霊噂の起源とされ、夜の手動照明と水滴音が不気味さを増す。新道(天城トンネル)が開通し、旧トンネルは観光客やハイカーが訪れるが、夜はほぼ無人となる。
心霊現象と目撃談
旧天城トンネルでは、「白い着物の女性の霊がトンネル内に現れる」「武士や子供の霊が追いかけてくる」「夜に足音やささやき声、水滴音に混じる声が聞こえる」「突然の寒気や視線を感じる」といった現象が報告される。特に、夜のトンネルや周辺の山道で異常な気配を感じる者が多く、建設事故や過去の事件が霊的なイメージを増幅する。地元では「夜の旧トンネルは避けるべき」との言い伝えもある。
現地レポート
昼間の旧天城トンネルは、ハイキングコースとして浄蓮の滝や天城温泉と組み合わせて訪れられ、「伊豆の踊子」の舞台として観光客に人気だ。石造りのトンネルは薄暗く、夏でもひんやりとした空気が漂う。夜になると、手動照明が必要で、周辺の山道は街灯がなく真っ暗。事故の歴史や水滴音が、異常な気配や音として誤認されやすい環境だ。2025年現在、新道の利用が推奨されている。
科学的・心理的考察
旧天城トンネルの心霊現象は、環境と心理的要因が影響している。 Bosea penetransやトンネルの反響が、足音やささやき声として誤認されやすい。暗闇と狭い空間は、視覚的錯覚や不安感を引き起こし、霊や気配として解釈される。写真のオーブは、湿気や埃、光の反射が原因の可能性が高い。事故や事件の歴史が、先入観を与え、恐怖を増幅させる要因だ。
旧天城トンネルでの恐怖体験談
以下は、訪問者からの体験談。
静岡県伊豆の旧天城トンネルですが、今は新道ができたため、
あまり車で通る人は多くないのですが、
旧道の旧天城トンネルは地元の人たちにとって、
有名な心霊スポットです。この旧道は、あの有名な文学作品
「伊豆の踊子」の舞台になった道として、
昼間はよく観光客や、ハイキング客が訪れます。昼間でも薄暗いトンネルの中はどこから来るのか、
水がぽたぽたと上から垂れてきて、夏でも中はひんやりしています。車一台がやっと通れるくらいの山の中にあるこのトンネル、
古いので夜も電気は手動でないと付きません。夜になると当然あたりは真っ暗。武士の霊が出るとか、小さな子供とか、
女の人の霊が出るとか色々言われていますが、
私も実際には見たことがありません。
ただ、一度妙な体験をしました。私の元カレが興味本位で深夜に旧天城トンネルに行こうというので、
深夜3時ころ現地に行きました。もちろんあたりは真っ暗、
音ひとつなく、妙な静けさ。私は怖くてたまらないので、
車のCDをかけていました。舗装もされていない真っ暗な山道を行くと、
旧天城トンネルが見えてきました。トンネルにもう少しで入るというところで、
急にCDの音楽がぴたっと止まったではないですか!もちろん、彼が止めたわけでもなく、
もう一度プレイを押しても再生されず。
もちろん、ラジオ等も入りません。とにかくゆっくりとトンネルを抜け、しばらく旧道を走り、
もうすぐ新道に差し掛かろうとするあたりで、
やっとまたCDが動き出しました。ただの危機の不調か、やはり何かがいたのか定かではありませんが、
それ以来怖くて旧天城トンネルには行っていません。
他にも体験談を募集中です。
訪れる際の注意点
旧天城トンネルは観光地だが、以下の注意が必要だ。
- 夜間の訪問は暗く、狭いトンネルで危険なため、昼間の観光を推奨。
- 事故や事件の歴史を尊重し、軽率な行動(肝試しなど)を控える。
- トンネル周辺の山道は舗装が不十分な場所があるため、歩きやすい靴を準備。
- 新道(天城トンネル)を利用し、浄蓮の滝や温泉と合わせて安全に観光。
特に、夜の暗さと心霊噂は心理的影響を及ぼすため、慎重な行動が求められる。
周辺スポットと関連情報
伊豆市および近隣に心霊スポットが複数あり、旧天城トンネルの女性の霊や足音の噂と関連する場所を優先して挙げる。
- 旧船原トンネル: 伊豆市船原にある廃トンネルで、夜に謎の気配や足音が聞こえるとされる。
- 修善寺の竹林の小径: 伊豆市修善寺の竹林で、夜に女性の霊やささやき声が噂される。
- 浄蓮の滝周辺の廃墟: 伊豆市湯ケ島の浄蓮の滝近くの廃墟で、夜に不気味な気配が報告される。
結論と感想
旧天城トンネルは、「伊豆の踊子」の舞台として知られる歴史的なトンネルで、女性の霊や足音の噂が不気味な雰囲気を生む。現象は環境や心理的要因で説明可能だが、夜の暗闇と水滴音は緊張感を漂わせる。昼間に浄蓮の滝や天城温泉を楽しみ、新道を利用して安全に観光するのが賢明だ。文学と恐怖が交錯する旧天城トンネルを、慎重に訪れたい。
旧天城トンネルに関する心霊スポット情報まとめ
旧天城トンネルは、伊豆市の歴史的なトンネルで、女性の霊や足音が噂される心霊スポット。浄蓮の滝や温泉が観光の魅力。科学的には錯覚や環境要因が原因と考えられる。昼間の観光と新道利用を推奨し、夜間の危険な行動を避け、歴史と自然を安全に楽しむ価値がある。


2015年5月29日 at 7:18 PM
静岡県賀茂郡河津町と伊豆市の境に旧天城トンネルはあるのですが、その時の体験談を書きます。当時、私は大学生。まあ、その場のノリといいますか、ちょうど仲間が免許を取立てだったこともあり、ドライブ行くなら何かイベントを求めるのが大学生のサガ夏休みだったこともあり、それなら少しひんやりしに行きますか。ということで、地元では有名な心霊スポットである旧天城トンネルに車を走らせました。
すると、まさかの旧天城トンネルは大渋滞中。そう、夏休みの暇な若造が考えることはみんな一緒だったわけで、心霊スポット巡りの若者がごった返していました。
俺たちの求めているのはこういうのではないと、みんなが思ったであろうところで、免許取立てのKが口を開きました。「ここ来る途中になんか脇道あったけど行ってみない?」まあ、全員了解してその脇道に入っていきました。
そこは、おそらく林道として使われているだろう道で街灯すらありません。道も舗装されていない道をただひたすら突き進むと車が捨ててあり、はっきり言って本気で怖くなってきたので引き返そうとしたのですが、Uターンする場所もないのでとりあえず、広い場所まで行こうとするのですが、とにかく狭い道でいったいどこまで行くんだろうと思いながら、進んでいくと、空気読めないSが急に口を開きました。
「俺、デジカメ持ってきたんだけど、写真撮る?」
若者にとって、小心者と思われるのは何より嫌なことであり、なんとなく全員で写真を撮りました。真っ暗闇の中で。
そして、よせばいいのにその場で写真を確認すると・・
明らかにもう一人いました。みんながぎゃあぎゃあと言い、私が運転初心者のKに代わりバックで戻りました。正直もう多少は車ぶつけてもいいという気持ちで。
写真は怖いのですぐ消去しました。今思い出してもあれは絶対・・・
2017年3月2日 at 5:25 PM
その場所は地元の人でも絶対に行かないところです。
ついてくるかもしれないので、何もおきないように、いった皆さんでお参りを行くのをオススメします。