南武庫之荘2丁目子ども広場, 兵庫県, 日本
兵庫県尼崎市の武庫川沿いにある
一軒家がいらなみさん家で、
当時私が中学生で10年前の話です。
現在もその家は存在しており、
最近では近くにお地蔵さんが建てられる程です。
当時の私も中学生で、かなり有名でしたので
友人のA君とK君とSちゃんと私で肝試しに行きました。
時間帯としては夏の日が落ちた頃の18時頃です。
私ら一向は正直なところ幽霊などは全く信じていませんでしたので、
その問題の家に行くまでも陽気に笑いあいながら
家にいたずらしちゃおうなどと話あっていたぐらいです。
実際その家に到着すると日も落ち不気味な暗さと、
焼けた後そのまま残っている家を見て変な寒気を感じていました。
A君がある事を言いました。
「2人1組で家に入り全部の部屋を写真とって来よう!」
私はK君と後半組で入ることとなりました。
先にA君とSちゃんがぼろぼろの焼けた家に入っていき、
15分ほど待つと無事写真を撮って帰ってきました。
猫の焼けた死骸や水道が止まったトイレなど
床もところどころ抜けていたりしていて、
2階の部屋には窓ガラスに日本人形をこちらに背を向けた写真などがあり、
不気味な雰囲気たっぷりの写真を見せてくれました。
私は正直かなりびびってしまっていました。
そうこうしているうちにK君が、
「さくっと行くか〜」
っと言うので、渋々ついていきました。
A君が見せてくれた各部屋の画像通りの光景を同じく写真撮っていきました。
ですが、私達は2階に上がり写真を部屋をカメラで撮った後、
何かがA君の写真と違うことに気づいた時、走ってその家から逃げ出しました。
窓に置かれていた日本人形の向きがこちらを向いていたからです。
逃げた後、みんなでA君のいたずらだと思い、
かなり問いただしたのですが本気で何もしてないとの事です。
この家は火事があり一軒家そのものが燃えつき
家族3人が焼身死体で発見された家と後で知りました。
コメントを残す