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日本、〒690-0887 島根県松江市殿町1−5

島根県の松江市を初めとする旧松江藩領内は、
江戸時代に島根の火車怪談が他の地域でも知るところとなるほど、
怪談に縁ある地域で、いわくつきの場所もそれなりにあり、
松江城もその一つです。

以前、松江城に1人で観光に行ったのですが、
生憎道中の交通渋滞に巻き込まれて、
到着した頃には夕方近くになり、雨もポツポツ降ってきました。

馬洗池から三の門跡に行く最中、林の中、
女性が何かの標識を凝視したまま、
傘を差さずに茫然と1人で立っているのが目に入りました。

一体、何を見ているのか気になったので
「何を見ているのですが?」と問いながら、
女性の方に近づいて行ったのですが、
スゥゥと女性が消えてしまいました。

幻覚でも見たのかと不気味に思い、
ふと標識を見ると「ギリギリ井戸跡」と書かれていました。

後に知った話ですが、「ギリギリ井戸」の「ギリギリ」とは「つむじ」のことで、
松江城が築城される際に頭蓋骨が出土した穴から
水が豊富に出てできたのが「ギリギリ井戸」だった
そうで、
現在は井戸跡を示す標識しか残っていません。

松江城は、かつて末次城のあった亀田山に築城されたのですが、
築城の際に表鬼門にあたる本丸東側石垣が
何度も崩れ落ちて築城がなかなか進まず、
崩れ落ちる場所周辺を徹底的に掘ったところ
錆びた槍の刺さった頭蓋骨が出土したそうです。

築城を指揮していた藩主堀尾忠晴の祖父堀尾吉晴は、
神主または山伏を呼んで3日に渡り祈祷の上で供養し、
その甲斐あってか築城は慶長16(1611)年に成功したそうですが、
障るべきでないモノに障ったせいか、完成後ほどなく堀尾吉晴は死去したようです。

因みに祈祷が上手くいかず、
やむを得ず祈祷した山伏が息子の仕官を条件に
自ら人柱になった
とも入定したとも言われています。

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