近鉄四日市駅から歩いて5分の場所には、
鵜の森公園という広い公園があります。

G.Wを利用して友人を訪ねた私は、
帰りの電車に乗る前にこのstrong>鵜の森公園を訪れました。

私の四日市のイメージが、
昭和になって急速に発展した街で、
遺跡と言えばいいのか、
神社とかお城とかそういう昔からの物がなさそうというものでした。

友人との会話の中でそんな話をすると、
駅からすぐの鵜の森公園がお城だった場所で、
公園内には神社もあることを友人に教えられ。

私はそういう場所もあったのかと興味を覚えて、
せっかく駅に近い場所にあるのだからと、
公園に寄り道をすることにしました。

公園内でそれが遠くに見えたときには、
現代アートの彫刻のように思えましたが、
近づくと、墓のような形をした石碑が並んでいるのがわかりました。

いかにもお墓というような四角い石碑の横に、
お地蔵さんの様な物が3つ並んでいて、
死を連想させる四つ並んだ墓のような石碑は、
くつろぎの公園に置くには強い違和感があり。

逆に言えばどうしてこんな場所にと、
それだけ強く好奇心を惹かれたと言う事でした。

ところが、
近づいて見てもこの石碑が何なのかはわからず、
解説らしきものも見当たらず、
謎は深まっていくばかりです。

私は、
これはなんだろうと横や後ろなどからも石碑を見ていたのですが、
目の前の石碑から流れ込んだ冷たい空気が、
服の袖や裾に首周りから潜り込んで来た
のです。

それが本当に冷たさを感じていたのか、
感覚的なものだったのかはわかりませんが、
その冷たい空気は、
服と肌の間をじわりと奥に進んで来ていました

堪らず逃げ込んだのが駅のホームだったのですが、
公園との近さを考えると落ち着けず、
電車内の、他の人がいる狭い空間に入って
やっと落ち着く事が出来ました。

石碑のことは検索したのですが、
あの場所の地面を掘ったら出てきた物で、
どうしてそこに埋まっていたのかはわからない、
正体不明の石碑と言うことでした。

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