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中山温泉に続く県道39号線には、
心霊スポットとウワサのある四十九院トンネルがあります。

心霊スポットとウワサのあるトンネルは、
旧道にあるトンネルの方なのですが、
四十九院トンネル入り口の手前にある脇道から旧39号線に入り、
山を道なりに進んでいくと、
ウワサのある旧四十九院トンネルが見えてきます。

なぜか火の玉を見たとか機械類が不調になるとか、
昔から怪奇現象が起こると言われていて、
中山温泉側の入り口近く、
カーブミラーと並んで地蔵が二体置かれていることに、
特別な意味を想像してしまいます。

それは、
車に男3人が乗っただけで車の窓が真っ白になるような、
急に寒さが強くなった日でした。

世間がクリスマスにときめいている時期に、
男3人で集まっていた友人Hが話の流れで、
季節外れの肝試しに行ったときのことです。

トンネル自体は短いトンネルで、
暗闇のなかでもすぐに出口が見えて、
怪奇現象が起こるひまもなく通り過ぎてしまいます。

勢いだけで旧四十九院トンネルに来ただけに、
トンネルを通り過ぎてしまえば男3人で何もない夜道を走るだけです。

トンネルから出てすぐに地蔵が見えたことには驚きましたが、
それ以外はなにもない夜道を意味もなく走っているだけだと思うと、
その日の寒さが余計に身にしみてきます。

それで帰り道に肉まんを買うためにコンビニに立ち寄って、
トイレやタバコを吸ったりしてから車に戻ると、
車内はだいぶ冷えてしまっていて。

出発した時のように窓が白くなっていくのですが、
出発のときとは違い、
車の窓には手のひらの形がいくつか浮かんできたのだそうです。

2016年になって聞いたのですが、
トンネルの入り口にフェンスが設置されているようですが
理由は不明です。

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