葛城市加守の二上神社(ふたかみじんじゃ)は、
人形に釘を打ち付ける呪いの儀式が行われている場所らしく、
森の奥でときどき釘が落ちていることがあるそうです。

バラバラ殺人が起きたなんて話もあって、
古代から受け継がれた神聖な場所の、
裏の面が色濃く表れているように感じます。

これはGWの連休を使って奈良へ遠征をしたときに、
二上神社で体験した出来事です。

私は幽霊が出るとか物騒な出来事があった場所に行くときに、
ラジオを持っていくことにしていました。

心霊系の話では、
だいたい怖い体験をする前に機械が不調になり、
幽霊がいるラジオ局や音楽スタジオなど、
幽霊が活発だと電波用の機器に影響がでると聞くので。。。

ラジオにノイズが入ったりしたら、
これ以上は危険だという警報になるかもと思ったのがきっかけです。

二上神社に向かって歩いていると、
ラジオの音がだんだん小さくなっていって、
プッツと音が切れてしまいました。

やばいと思って足を止め、
ラジオの電波を調整したり音量を変えたりしても何も反応がありません。

ちょうど電池交換の時期だったこともあり、
ただの電池切れなのか、
何かしらの危険信号なのか悩みますが。

何度か心霊スポットに行って、
なにかが起きたことなんてない
しと。

私はただの電池切れだろうと軽く考えて、
ラジオからイヤフォンだけ外して
カバンに入れて探索を続けることにします。

何事もなく探索は終わり、
どこかで乾電池を買わないとなと思いながら、
参道を降りている途中のことです。

電池切れだと思っていたラジオが復活して、
ラジオから音が鳴り出したのです。

ラジオの電源を入れたままにして確かめると、
電池には数時間分の電気が残っていて、
二上神社でラジオが使えなくなるなんて
ありえないことだった
のです。

どうやら二上神社で何も起きなかったのは、
私に何も見えていなかったから
のようでした。

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